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【ことわざ】「蛇の生殺し」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者がわかりやすく解説!

この記事では「蛇の生殺し」について解説する。

端的に言えば、蛇の生殺しの意味は「中途半端な状態で、決着をつけないままでいること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元新聞記者で、ライター歴20年のトラコを呼んです。一緒に「蛇の生殺し」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/トラコ

全国紙の記者を7年。その後、雑誌や書籍、Webでフリーの記者などとして活動中。文字の正確さ、使い方に対するこだわりは強い。

「蛇の生殺し」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速、「蛇の生殺し」の意味や語源・使い方を、見ていきましょう。

「蛇の生殺し」の意味は?

「蛇の生殺し」は、よく知られる故事ことわざ(慣用句)の1つ。次のような意味があります。

一思いに殺さず、半死半生にして苦しめること。物事の決着をつけずにおいて苦しめることのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「蛇(へび)の生殺(なまごろ)し」

「蛇の生殺し」は、へびのなまごろし、と読みます。

意味は、殺すことなく生かすこともしない「半死半生」の状況にして苦しめることです。また、物事に決着をつけることなく、不徹底のままで苦しみをずっと与え続けることのたとえでもあります。

殺すならすぐに殺すほうが、苦しまずに済み、最も苦しいのは、半死半生の状態。これがまさに「蛇の生殺し」と言えます。

「蛇の生殺し」の語源は?

次に、「蛇の生殺し」の語源を、確認しておきましょう。

「蛇の生殺し」は、「蛇」が言葉の由来です。つまり、蛇そのものが、生殺し状態から、この言葉が生まれたとされています。生殺しの「生」は中途半端という意味を表す接頭語です。

実は、蛇という生き物は、生命力がとても強く、いざ殺そうとしてもなかなか息絶えません。

ちなみに、「蛇の半殺し」とは言いませんので、くれぐれも注意しましょう。

\次のページで「「蛇の生殺し」の使い方・例文」を解説!/

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