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【故事成語】「習慣は第二の天性なり」の意味や使い方は?例文や類語を元広報紙編集者がわかりやすく解説!

その2「習慣は常となる」

「習慣は常となる」とは、繰り返して物事を実施していればそのうち癖になって、やらないと気持ちが落ち着かなくなるような状態を指しています。例えば日々ブログを更新している人が、なにかの事情で更新できなくなった場合、なんだか物足りない思いに陥るものです。このように「習慣は常となる」は、習慣化したことは日常的に続けていってしまうものだとの意味を持っています。

その3「習い性となる」

「習い性(せい)となる」もやはり「習慣は第二の天性なり」の類義語の一つと言えるでしょう。「習い性」は続けて発音するのではなく「習い、性」と区切るのが正しい発音です。意味は「習慣は、その人の生まれつきの性質のようになる」ということで、出典は『書経』にあります。『書経』とは、古代中国の歴史書で堯(ぎょう)、舜(しゅん)、夏(か)、殷(いん)、周王朝の政治家らの心構えなどが記されたものです。『詩経』『礼記』『易経』『春秋』と並んで「五経」と呼ばれる儒教の大切な経典とされてきました。「習い性となる」『書経』の太甲上篇に書かれています。

「習慣は第二の天性なり」の対義語は?

「習慣は第二の天性なり」に対義語はあるのでしょうか。まず思い浮かんだのが「努力に勝る天才なし」です。意味は「どれだけ天賦の才を持った人でも努力を続ける人には勝てない」ということを表しています。また「努力を続けることができることこそ、持って生まれた才能だ」とも解釈できるのです。いずれにしても努力を続けることが習慣化していなくてはなりません。となると「習慣は第二の天性なり」の対義語とするのは無理があるように思います。つまり「習慣は第二の天性なり」の対義語はないと言えるのではないでしょうか。

「習慣は第二の天性なり」の英訳は?

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最後に「習慣は第二の天性なり」の英訳を見ていきましょう。

その1「custom is a second nature」

「custom is a second nature」は、そのまま「習慣は第二の天性なり」の英語訳とすることができるでしょう。「nature」には「自然」のほかに「性質」「本質」という意味があります。つまり「second nature」「第二の本質」つまり「第二の天性」と訳せるのです。

その2「habit is a second nature」

「habit is a second nature」「custom is a second nature」とよく似た言い回しです。「custom」「習慣」とか「風習」を意味しますが「habit」も「癖」のほか「習慣」という意味があります。つまり「habit is a second nature」「習慣は第二の天性なり」となるのです。

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