国語言葉の意味

「以ての外」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者がわかりやすく解説!

その2「慮外」

「慮外」は、りょがい、と読みます。意味は、思いがけないこと、また、そのさまです。「慮外なことを言う」といった使い方をし、「以ての外」とその意味は類似しています。

一方で、無礼であること、またはそのさま、という意味も。「慮外者」という言葉もあり、その意味はずばり無礼者です。

その3「沙汰の外」

「沙汰の外」は、さたのほか、と読み、「沙汰の限り」と同じ意味で、論外や言語同断理非や善悪の問題となる範囲という意味。「以ての外」とほぼ同じ意味なのは、前者です。

ただ、「以ての外」よりも、あまり一般的には使われません。

「以ての外」の対義語は?

続いて、「以ての外」の対義語(反対語)について、見ていきましょう。

以ての外の対義語は、当たり前、です。

「当たり前」

「当たり前」は、そうあるべき普通のことありふれていることありきたり、といった意味。一般的に、公私ともとてもよく使われる用語です。

この「当たり前」の類義語として、当然、無論、至極当然、言うまでもないのほか、常識的、一般的、人並み、世間並み、普通などがあります。これらも、「以ての外」の対義語と言えるでしょう。

「以ての外」の英訳は?

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さらに、「以ての外」の英訳も、確認しておきましょう。

「以ての外」を英語に訳すと、absolutely unthinkableunexpected のほか、outrageousungodly など。

「absolutely unthinkable」

absolutely unthinkable を日本語に直訳すると、まったく想定外のこと、つまり、「以ての外」となります。unexpected も予期せぬことなので、「以ての外」です。

一方、outrageous は、無礼な、言語道断な、理不尽な、とんでもないなどの意味。ungodly は直訳すると、神を信じないということで、これが転じた意味で、罪深い、不道徳、途方もない、法外な、以ての外となります。

それでは、例文を見てみましょう。

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