国語言葉の意味

「以ての外」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者がわかりやすく解説!

「以ての外」の使い方・例文

「以ての外」の使い方を、例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.ホテルでの宿泊時に、予期せぬ朝食抜きとなった。以ての外だろう。
2.ビーチで空気銃を連発する若者がいて、以ての外だった。刑罰に処すべきだろう。
3.広告代理店で、営業の担当者が印刷物の不備で、取引先の責任者を怒らせた。組織に所属する者として、以ての外だ。
4.秋に咲く「延命楽」という食用の菊は「以ての外」「もって菊」の愛称で知られる。

それぞれの例文について、解説していきます。

例文1は、「以ての外」で最もよく使われる意味である「とんでもないこと」という意味。例文2も同様で、「けしからぬこと」という意味で使われています。例文3も、ほぼ同じの意味です。

例文4について。食用菊の王様と言われる「延命楽(えんめいらく)」という菊は、「以ての外」(もってのほか)などの愛称があり、そのいわれは、天皇の菊の御門を食べるのは以ての外という説が有力。この菊についても、念のため覚えておきましょう。

「以ての外」の類義語は?違いは?

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次に、「以ての外」の類義語(類語)について、見ていきましょう。

「以ての外」に2つの意味があることから、類義語は2つに大きく分かれます。

予期せぬことという意味だと、予想外、意想外、不意、思いも寄らない、慮外、思いがけない、意外、心外、ひょんななど。一方、理不尽という意味だと、非道、無道さ、沙汰のほか(外)、不届きなどです。

その1「意想外」

「意想外」は、いそうがい、と読み、その意味は、考えも知らなかったこと思いもよらなかったことです。

そもそも「意想」とは、考えや思いという意味。わかりやすく言えば、予想外意外という意味です。

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