国語言葉の意味

「思い上がる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

「思い上がる」の使い方・例文

「思い上がる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.あいつは人に自慢ばかりする思い上がったやつだ。そうやって自分の自尊心を満足させているんだ。しかし現実には会社の上役たちの話題に上がることもない。評価に値しない人間ということだ。
2.映画に関わったクリエイターや監督は、予想以上の興行成績を獲得したことに舞い上がり「俺達の時代が来た」と大威張りだ。作品のほとんどはオマージュという名のコピーであるのに。思い上がった彼らの次回作に期待できるわけがない。
3.おれが思い上がっているだって!?どういうつもりで言っているんだ。お前ごときの低レベルが、おれさまのこれまでの苦悩と屈辱を、簡単に理解できるとでも思っているのか。

どの「思い上がる」も、「うぬぼれてつけあがる」という意味をあらわしています。

例文1は、人に自慢することで満足するある人物についての批評です。「思い上がる」は良い意味では使わない、とさきほど述べましたね。「思い上がったやつだ」と言われてしまうということは、彼がこれまで自慢してきたことはたいした内容ではなかったようです。

例文2は、作った映画が思わぬ成果を出し、思い上がってしまった人たちの話。実情は、成功に対して内容がともなっていない様子ですね。次回作はいったいどうなるのでしょうか。

例文3は、アニメやまんがに登場しそうなセリフです。世界も揺るがす強敵が現れるような世界では、「思い上がる」という言葉も重宝しそうですね。

「思い上がる」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

「思い上がる」の類義語には「増長する(ぞうちょうする)」があります。

「増長する(ぞうちょうする)」

「増長する」は、だんだんうぬぼれが強くなり、つけあがることです。「おまえがへたにほめるから、あいつは増長するんだ」のように使います。「思い上がる」と言い換えて使うことができますね。

「増長する」は、「だんだんと程度が大きくなっていく」という意味で使うことが多いでしょう。「SNSは犯罪の低年齢化を増長させる」のように使います。「だんだんうぬぼれが強くなり、つけあがる」という意味も、ぜひ覚えて使ってみてください。

\次のページで「「思い上がる」の対義語は?」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: