地学大気・海洋理科

3分で簡単日本における天気の特徴!ほかの国との違いとは?理系学生ライターが徹底わかりやすく解説!

春の天気

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まずは、春の天気について学んでいきましょう。春の天気について知る際に、重要になるのが揚子江気団です。揚子江気団は、中国があるユーラシア大陸の南東部で発生する気団ですよ春になると、この揚子江気団が移動性高気圧として、日本列島に次々とやってきます揚子江気団は暖かく乾燥した空気を含んでいるので、日本における春は天気の良い日が比較的多くなりますよ

また、黄砂が観測される理由も、揚子江気団がもとになっている移動性高気圧によって説明できます。中国やモンゴルにある砂漠の砂が、乾燥した移動性高気圧に混ざり日本に運ばれてくるのです。近年は、砂が運ばれる過程で工場や自動車などから排出される大気汚染物質が付着してしまうことが問題視されています。それゆえ、黄砂による健康被害が生じる可能性があるとされていますよ。また、黄砂の多い日には屋外に置かれている洗濯物や車のボディが汚れてしまいます。

夏の天気

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次は夏の天気について解説していきます夏のはじめは梅雨の季節です。梅雨の間は雨が降る日が非常に多くなりますよね。梅雨の間は、日本列島の真上で日本海側のオホーツク海気団と太平洋側の小笠原気団がぶつかり合い梅雨前線が形成されます。この前線が停滞するので、長雨になるのです。梅雨が明けると、小笠原気団が日本列島を覆いつくし、本格的な夏が訪れますよ。小笠原気団は熱く湿った空気を多く含んでいます

夏の時期には、台風も日本にやってきますよね台風の正体は日本よりもはるか南の海でうまれる熱帯低気圧です。台風は日本に近づくまでに、海から大量の水蒸気を吸収し、勢力を拡大します。そのため、日本に台風が上陸すると、大雨や暴風による被害が多発するのです。ですから、台風が日本列島に接近する際には十分な対策が求められます。

秋の天気

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秋の天気は春の天気と非常に似ていますよ秋になると、中国で発生する揚子江気団が移動性高気圧として再び日本にやってくるようになります。そのため、春と同じように晴れの日が比較的多くなるのです。

しかしながら、春の天気と微妙に異なる点もありますそれは秋雨前線が形成されることです。秋雨前線は揚子江気団とオホーツク海気団がぶつかり合うことで生じる前線ですよ。秋雨前線が日本列島の真上に存在すると雨の日が続きます。秋雨前線は梅雨前線に似ていますが、停滞する期間は秋雨前線のほうが短くなっていますよ

\次のページで「冬の天気」を解説!/

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