公転の軌道
先ほど、惑星や衛星は公転と呼ばれる運動をしていると述べました。公転はある天体が別の天体のまわりを回っている現象のことです。このような表現であると、公転によって天体が描く軌道は円になるように考えられます。しかしながら、実際の公転の軌道は円にならないことが知られていますよ。
太陽系惑星の公転軌道は楕円になることが知られています。太陽系惑星の軌道が楕円になることはケプラーの法則に示されていますよ。ケプラーの法則によれば、各惑星の楕円軌道における一方の焦点は、太陽の位置と一致することが知られています。
近日点について詳しく学ぼう!
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天体の軌道についての解説が終わりましたので、ここからは本題である近日点についての説明を進めていきます。具体的には近日点という言葉のもつ意味や近日点について学ぶ際に誤解されやすい部分について述べますね。
もちろんですが、近日点についての理解を深めるためには、ここまでに解説した知識が必須となります。特に惑星の公転軌道が楕円になっていることが重要となりますよ。
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近日点の定義
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太陽系惑星は楕円を描くようにして公転しています。それゆえ、太陽と惑星の距離は常に変化し続けることになりますよね。これが円軌道と楕円軌道の異なる点です。そして、惑星が楕円の公転軌道をとるとき、惑星が太陽に最接近する地点ができます。これが近日点です。また、近日点の反対の概念である遠日点も存在しますよ。
また、楕円軌道以外に放物線や双曲線の軌道を描く天体も存在しますが、そのような天体に対しても近日点の概念が適応されます。このような軌道を描く天体には彗星などがありますよ。彗星に関しては、次の章で詳しく説明します。
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