

端的に言えば遅きに失するの意味は「遅すぎて間に合わなくなること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
放送局の制作現場の最前線で10年の経験を積んだsinpeito88を呼んだ。一緒に「遅きに失する」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
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ライター/sinpeito88
放送局の現場で10年間、ニュース原稿などを日々執筆。より正確な情報を届けられるよう言葉の探求を続けている。
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「遅きに失する」の意味は?
「遅きに失する」には、次のような意味があります。
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遅すぎて間に合わなくなってしまう。用をなさない。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「遅きに失する」
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「遅きに失する」は「遅すぎて間に合わなくなってしまう。用をなさない」という意味の言葉です。約束の時間に目的地に到着するために出発する時間を決めていたにもかかわらず、その時間から遅れてしまったことで約束を守ることができない。または、問題に対して対策をしなくてはいけない時に、手を打つのが遅くて時間切れになってしまうなどを指して使われる言葉となります。
対策などの有効性のいかんにかかわらず、タイミングが遅くなってしまったことで間に合わなかったということを指摘して使われる表現です。
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「遅きに失する」の使い方・例文
「遅きに失する」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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