国語言葉の意味

「凝然」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

「凝然」の使い方・例文

「凝然」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.戦局を決する大事な参謀会議の場、総司令官は将軍たちが交わす意見を凝然と見守っていた。
2.優勝決定戦が試合終了間際、劇的な逆転劇で終了したのを目にし、私は凝然と佇むほかなかった。
3.「お前がやりたいようにやりなさい」、頑固一徹の父が初めて僕の希望に譲歩してくれた。僕は驚きのあまり、凝然と父の顔を見つめた。

例文を見て「凝然」の使い方がつかめたでしょうか。「じっと動かない様子」をイメージしながら読むと、よくわかりますよ。

例文1は総司令官は身動きせず、会議の成り行きを見守っているという意味ですね。総司令官は総責任者、大事な局面だからこそ意見を聞きながらじっと考えている緊張感が伝わります。

例文2は驚きのあまり、動けなくなった様子を「凝然」で表現しました。きっと優勝を確信していたのに、最後に大逆転が起きたのでしょう。観客席で呆然としている様子が目に浮かびますね。

例文3は父の反応が意外過ぎ、状況理解が追い付かなかったのかもしれません。じっと父の顔を見た、という意味になります。

「凝然」の類義語は?違いは?

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1つの言葉を学んだときに、同じ意味の他の表現も合わせて覚えてしまうことが語彙力アップの近道です。「凝然」の類義語を見てみましょう。

その1「身じろぎせずに」

身じろぎせずに」は、全く動かずにという意味です。まさに「凝然」と同じですね。ちなみに「身じろぎせず」は、「身じろぎする」という動詞からできています。「身じろぎする」の未然形「身じろぎし」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形「ず」がついたものが「身じろぎせず」です。

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