その1「suggest」
「示唆する」「提案する」などの意味を持つ言葉です。この2つだけでは悪いイメージはあまり受けませんが、他にも「入れ知恵する」という意味があります。
また、「suggest to ~ that …」で「~に…してはどうかと提案する」という意味になりますが、ニュアンス次第では「~に…してはどうかと入れ知恵する」という使い方をすることがありますよ。
その2「hint」
わからない問題を解いているとき「ヒントをちょうだい!」と言ったりしますよね。「hint」は「手がかり」「暗示する」という意味を持つ言葉です。こちらも「give someone a hint」というフレーズで「~に入れ知恵する」と訳すことがあります。
「入れ知恵」を使いこなそう
この記事では「入れ知恵」の意味・使い方・類語などを説明しました。悪いことに使う場合の多い言葉ですが、その背景には「本来なら実現しない状況を手に入れようとして、ずる賢くふるまう」という行動パターンがあるようです。こうした前後の状況もたった一語から想像できるのが、日本語の奥深さともいえますね。あまり良いイメージのない言葉ですが、小説やドラマなどで使われることもありますので、類義語とあわせて覚えておくと語彙力がアップするのでおすすめです。