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「知る権利」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

「知る権利」の使い方・例文

「知る権利」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.私にだって知る権利くらいあるから聞いてたっていいよね。
2.消費者には、生産者が適切な方法で商品を製造しているのかを知る権利があるのではないだろうか。
3.我々は知る権利を行使して、町と建設会社が恒常的に癒着していたのかなどの真相を解明していき、談合の再発を阻止しなければならない。

「知る権利」を、本来の意味で使っているものが例文3です。町と建設会社による談合について、「知る権利」に基づいて情報公開を求め、事件の全容を明かしていこうといった内容を表現しています。

しかし、「知る権利」という言葉自体は、国や地方公共団体に対するものに限って使われているわけではないというのが現状です。例文1や2を見てもらえば分かるでしょう。例文2で対象とするものは生産者ですから、ほぼ民間の事業者に対する「知る権利」について述べたものと言えるはずです。例文1にいたっては、個人的なことで「知る権利」という言葉を使っています。

よって、言葉の上での「知る権利」は、憲法で保障されたものと一概には言えません。単に「私もそのことを知っていても良いはずだ」などと考えることを、「知る権利」という言葉で表しているのです。

「知る権利」の類義語は?違いは?

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ところで、「知る権利」に類義語はあるのでしょうか。あるとすれば、「知る権利」との違いも見ていきましょう。

「アクセス権」

「知る権利」の類義語とは言いがたいですが、似たもので「アクセス権」というものがあります。同じく日本国憲法第21条が保障すると考えられているものです。

「アクセス権」という言葉にも、「公の情報を入手して利用する権利」という意味があります。しかし、「アクセス権」という言葉の意味は、それだけにはとどまりません。「マスメディアに対して個人が情報を送る権利」も「アクセス権」ですし、「コンピューターのネットワークやファイルなどを利用する権利」も「アクセス権」です。つまり、国や地方公共団体対して行使する「アクセス権」は、「知る権利」とほぼ同義ですが、マスメディアやコンピューターの分野でも「アクセス権」という言葉が用いられることに留意しなければなりません。

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