「ひたむきになる」:ある物事に熱中する
「ひたむきになる」は「ある物ごとに熱中する」という意味の単語です。一つの物事に集中して取り組んでいる様子を表します。漢字で書く場合は「直向きになる」ですが、全てひらがなで書かれることが多い言葉です。
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「目」を使ったその他の慣用句&ことわざ
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今回は「目の色を変える」をご紹介しました。実は「目」が使われている慣用句やことわざは日本語に他にもたくさんあります。ここでは、その一部である「目の上のたん瘤」と「目の玉が飛び出る」をご紹介していきましょう。
「目の上のたん瘤」
「目の上のたん瘤(こぶ)」は「(自分よりも地位や実力が上で)何かと目障りであったり、邪魔になったりするする人」という意味のことわざです。その人がいるせいで自身が出世できない、その人がいるせいでいつも自分に出番が来ない…そのような人に対してたとえとして使うのがこのことわざですね。
正式には「目の上の瘤(こぶ)」という言い方をしますが、「目の上のたん瘤(こぶ)」の方が、より多く使用されています。
「目の玉が飛び出る」
「目の玉が飛び出る」は「びっくりして目を大きく見開く」という意味のことわざです。びっくりして目を大きく見開いた様子が、いかにも目玉が飛び出ていきそうなことからうまれたことわざですね。「目ん玉が飛び出る」「目玉が飛び出る」という言い方をすることもあります。
なお、「目の玉が飛び出す」は誤りなので気をつけましょう。
あなたが「目の色を変えて」取り組んでいることは?
今回は「目の色を変える」について解説しました。「目の色を変える」は「目つきを変えて、怒ったり、驚いたり、何かに熱中したりする」様子を表す表現です。ここでの「色」は「color」の意味ではなく、急変した感情が目に現れた時の、目の変化の様子を表します。
あなたは、何か「目の色を変えて」取り組んでいることはありますか?もしあるのなら、そのことにこれからも取り組み続けましょう。自分自身を本気にさせてくれる物事は、人生においてきっと大きな宝物になります。