国語言葉の意味

「そっちのけ」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「そっちのけ」について解説する。

端的に言えばそっちのけの意味は「ほうっておくこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語が好きで日本文学科を卒業したハルを呼んだ。一緒に「そっちのけ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

haruko417

ライター/ハル

日本語が大好きで日本文学科を卒業。現在は子供が言葉を覚えていく様子を見ながら日本語の奥深さを実感中。多くの人にそのよいところを紹介したいとの思いを込めて丁寧に解説する。

「そっちのけ」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 57749000

「そっちのけ」という言葉をご存知ですか。「宿題もそっちのけにして遊びに行ってしまった」などと言いますね。どんな意味を持つ言葉でしょうか。それでは早速「そっちのけ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「そっちのけ」の意味は?

まず初めに、「そっちのけ」の意味を国語辞典で確認してみましょう。「そっちのけ」には、次のような意味があります。

1.かまわずにほうっておくこと。また、そのさま。
2.本職をしのぐこと。また、そのさま。そこのけ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「そっちのけ」

「そっちのけ」は漢字で「其方退け」と書きます。しなければならないことがあるのに、別のことに心が移っているためにそのままにしておくことを表す言葉です。ある対象を、気に止めずにほうっておくことや、相手にしないことの意味で用いられます。また、本職の人に負けないほどすぐれているという意味でも使われる言葉なのですよ。

「そっちのけ」の語源は?

次に「そっちのけ」の語源を確認しておきましょう。

「其方(そっち)」は「そちら」のややくだけた感じの言葉です。自分より少し離れた方向のことや、聞き手側の人を指す、もしくは聞き手のすぐそばにいる人を指す言葉として用いられます。「退け(のけ)」は「他の場所へ移すこと」「取り除くこと」「のけものにすること」を意味する表現です。ですから「そっちのけ」は、「そちらの方へ移して置いておく」といったことを表す言葉なのですね。ちょっと離れた所へ退けておいたら、そのまま放っておくことになってしまいますね。そこから、本当は大事にしたり熱心に取り組んだりしなければならないことを、なおざりにして見向きもしないような状態を表す言葉となったのです。また、のけものにするという意味もありますから、そこから転じて専門家以上の腕前を持つことも表す言葉となったのですよ。

「そっちのけ」の使い方・例文

「そっちのけ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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