国語言葉の意味

【慣用句】「虫の息」の意味や使い方は?例文や類語をたくさんの文章を扱ってきたライターがわかりやすく解説!

その2「四苦八苦」

「四苦八苦」(しくはっく)とは仏教用語から生まれた言葉で、「精神的に追い詰められて苦しい様子」を表わす言葉です。しかし、「青息吐息」ほど追い詰められているほどではなく、まだ十分挽回の余地を含むニュアンスで使われます。「彼は四苦八苦しながらも営業成績が上がるように努力していた」などと使うのです。

その3「気息奄々」

「気息奄々」(きそくえんえん)とは「なんとか息ができているような今にも死にそうな苦しい状態」のことです。「気息」とは「呼吸」のことで「奄々」とは「呼吸が止まりそうな弱弱しい状態」のことになります。由来は中国の「文選」という書物にからです。「彼の会社は経営が苦しくて気息奄々の姿だ」などと使います。

「虫の息」の対義語は?

「虫の息」の対義語は何でしょうか。

その1「蘇生」

「蘇生」(そせい)とは「呼吸が止まっていた人が息を吹き返すこと」という意味と「活気をなくしていたものが勢いを取り返すこと」の意味があります。「蘇」の字は「よみがえる」という意味があるのです。同じ読み方で「甦生」と書く場合もありますが、この場合も同じような意味ですが、医療関係では「蘇生」の字が使われることが多いようですね。「おぼれていた人に人工呼吸を実施したところ蘇生したようだ」などと使われます。

その2「回復」

「回復」(かいふく)とは「一度悪い状態になったものが元の状態に復旧する」あるいは「一度無くなったものを取り返す」という意味です。前者の意味では景気、天気、病気といったものがあります。後者の場合は名誉、権利、意識といったものがあるのです。「恢復」と言う漢字を用いる場合もあり、意味が同じになります。また、「快復」と書いた場合は、特に「病気が良くなる」という意味で使われるのです。「彼の病気は回復の兆しが見えてきた」などと使います。

その3「復旧」

「復旧」(ふっきゅう)とは「一度壊れたり崩れたりしたものが人の作業によって元通りになること」です。交通機関や施設に関して使われる場合が多いですね。「復」は「元に戻る」という意味があり、「旧」は「以前の」という意味です。これに対して「回復」は、人工的なものではなく健康や名誉、景気と言った抽象的なものが対象で、悪い状態にあった人や物がもとに戻るという意味に使われます。「電車の事故の復旧に時間がかかっている」などと使われるのです。

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