「虫の息」の使い方・例文
「虫の息」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.交通事故で運転手は虫の息だったが、結果として搬送中に亡くなってしまった。
2.殺人事件に巻き込まれ彼は虫の息だったがまもなく息を引き取った。
3.血の気を失って倒れた彼女は今は虫の息でもすぐに病院で診断を受ければ助かるかもしれない。
4.父は虫の息で、最後の遺言として家を守る方法を私に伝えた。
「虫の息」は今にも息が止まってしまい、死んでしまいそうな状態を切実に表現しています。そのまま息を引き取ることもありますし、適切に手当すれば奇跡的に回復することもあるのです。いずれのいしても周囲の人は緊迫感をもって見守ったり対処したりしなければなりません。
その1「青息吐息」
「青息吐息」(あおいきといき)とは「辛いことやトラブルがあった時の状態やその時出てくるため息」のことです。「青息」とは「青ざめた息」すなわち「落ちこんだ時や辛い時に出てくる息」のことになります。「吐息」とは「落ち込んだり悩んだりしているときに重々しく吐く息」のことです。「彼は営業成績が上がらず毎日青息吐息になって出社している」などと使われます。
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