端的に言えば予想だにしないの意味は「想像を超える」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んです。一緒に「予想だにしない」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「予想だにしない」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説する。
「予想だにしない」の意味や語源・使い方まとめ
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「予想だにしない」という言葉を使うことはありますか?難しい響きなので、若い人はあまり使わないようなイメージがありますね。今回は「予想だにしない」という言葉について詳しく解説をしていきます。
それでは早速「予想だにしない」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「予想だにしない」の意味は?
「予想だにしない」には、次のような意味があります。
1.想像がつかないほど程度が甚だしいさま。
2.予想をはるかに超える状態。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「予想だにしない」
「予想だにしない」とは、文字通り予想をはるかに超える状態や想像をはるかに上回る、という「程度」を示す言葉ですよ。「予想だに」の「だに」って何?と思う方も多いでしょう。「だに」については語源の章で詳しく解説をしていきますね。
「予想だにしない」という言葉は否定形が入っていますが、実は使い勝手のいい言葉で、ポジティブにもネガティブにも、またビジネスでも目上の人に対してでも使うことができますよ。例文の章でしっかりと確認をしていきましょう。
「予想だにしない」の語源は?
次に「予想だにしない」の語源を確認しておきましょう。今回のキーワードは「だに」ですね。「だに」は古語で副助詞になります。3つの意味がありますが、「予想だにしない」の場合は、1つの事を挙げ他を推定させる意味を表し、多くは打ち消しを伴いますよ。「~すら」「~さえ」という言葉に置き換えると分かりやすいかと思います。「だに」は和文で多く用いられ、係助詞として使う場合もありますが、「だに」自体は室町時代には消滅してしまったようで、現代では「~さえ」で表現していますよ。
つまり「だに」は強調する意味合いが強い言葉、ということになりますよ。
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