国語言葉の意味

「かち合う」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「かち合う」について解説する。

端的に言えばかち合うの意味は「衝突する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語が好きで日本文学科を卒業したハルを呼んです。一緒に「かち合う」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ハル

日本語が大好きで日本文学科を卒業。現在は子供が言葉を覚えていく様子を見ながら日本語の奥深さを実感中。多くの人にそのよいところを紹介したいとの思いを込めて丁寧に解説する。

「かち合う」の意味や語源・使い方まとめ

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「かち合う」という言葉をご存知ですか。聞いたことはあるけれど、詳しい意味はわからないという方もあるかもしれませんね。どんな意味を持つ言葉でしょうか。それでは早速「かち合う」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「かち合う」の意味は?

まず初めに、辞書で「かち合う」の意味を確認してみましょう。「かち合う」には、次のような意味があります。

1.物と物とがぶつかり合う。衝突する。
2.同時に起こる。いくつかの物事が一緒になる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「かち合う」

「かち合う」は漢字で「搗ち合う」と書きます。「意見がかち合う」というように、「物や人、何かと何かが物理的にぶつかり合うこと」。また「会議が二つかち合う」というように、「タイミング悪くいくつかの物事が重なったりすること」を表す言葉です。物事が一か所でぶつかること、偶然同じ時、同じ場所で重なることを表す言葉なのですね。

「かち合う」の語源は?

次に「かち合う」の語源を確認しておきましょう。

「かち合う」の「かち」は「搗つ(かつ)」の連用形です。「搗つ」には「臼 (うす) でつく」「棒などで、たたいて落とす」という意味があります。「かちわり氷」というのを聞いたことがありますか。これは漢字で「搗ち割り氷」と書き、打ったり叩いたりして小さく砕いた氷のことを指すのです。同じ「搗つ」が使われていますね。「合う」には、「二つ以上のものが近寄って、一つになる」など様々な意味があります。この二つを組み合わせて「かち合う」は、臼で餅(もち)などをつく時に、杵(きね)が互いにぶつかり合う様子を表現しているのです。ここから、物と物とがぶつかり合う、衝突するという意味になり、さらに転じて、物事が偶然同じ時と場所でぶつかる、重なる、出くわすという意味となったのですよ。

\次のページで「「かち合う」の使い方・例文」を解説!/

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