「浮かない顔」の対義語は?
次は「浮かない顔」の対義語を見ていきましょう。ポジティブな意味なのでたくさんの表現ができそうですね。
「浮かれた表情」
「浮かない」の反対の「浮かれた」で表現できますね。「浮かれた顔」「浮かれた表情」「浮かれた態度」など色んな言葉が存在しますが、「浮かない顔」の対義語として考えると「浮かれた表情」がピッタリかと思います。「浮かれる」は「楽しくて心がうきうきする事」の意。気持ちが弾んでじっとしていられない状態は、態度や表情もそわそわしたような明るい雰囲気が滲み出ます。「浮かない顔」の対義語としてふさわしいですね。
「 long face」
「 long face」は、直訳すると「長い顔」なので驚いた方もいるでしょう。悲しいときや心配なとき、人の顔は伏し目がちになり口角も下がってたるんで見えることから、このような言い回しが使われていますよ。上手い婉曲表現ですよね。確かに笑顔の時は顔の筋肉が横に動きます。悲しみで表情が下がる=浮かない顔と関連づけて覚えると忘れないですよ。
「浮かない顔」を使いこなそう
この記事では「浮かない顔」の意味・使い方・類語などを説明しました。簡単に復習しておきましょう。「浮かない顔」とは暗い顔つきをしていたり、沈んだ表情をしている時に使う言葉です。言換え表現では「顔が曇る」を紹介しました。
気分が沈むときや心配事が顔や態度に出てしまう事は、誰にでもありますよね。いつも晴れやかな清々しい気持ちでいる事の方が難しいものです。私は人の顔色を見るのが得意で、気分がすぐれない人がいるとすぐに気づくのですが、残念ながら心配事で心が沈んでいる人を気づく事はあまりありませんよ。こんなご時世ですから暗い顔をしている人もたくさんいるでしょう。そういう人には寄り添ってあげる優しさと強さを持っていたいものですね。この記事が参考になれば幸いです。