国語言葉の意味

【慣用句】「下手に出る」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

この記事では「下手(したて)に出る」について解説する。

端的に言えば下手に出るの意味は「へりくだる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国語力だけでこれまでの社会人生活を乗り切ってきたライター、ヤザワナオコに、「下手に出る」の意味や例文、類語などを説明してもらおう。

ライター/ヤザワナオコ

コールセンターの電話応対指導やマナー講師、テレビ番組の字幕製作経験もあるライター、ヤザワナオコ。

人間関係は第一印象が大切だと思っているので、初対面の人が多い場での態度には気を遣うらしい。下手に出すぎても損をする場合もあるし、いばっても反感を買うのでちょうどいい頃合いを常に探っているとのこと。下手に出るとはどんなときに使う言葉なのか解説してもらう。

「下手に出る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「下手に出る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「下手に出る」の意味は?

「下手に出る」には、次のような意味があります。

相手に対してへりくだった態度で接する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

謙遜や遠慮の気持ちから、相手に対して自分を引く位置に置いて接する様子が「下手に出る」です。もちろんその効果として、「謙虚な人だ」と好印象を持ってもらえることもあります。

ところが「下手に出る」が使われる場面は、「下手に出ればいい気になりやがって」というセリフのように結果として相手をつけあがらせてしまうケースがほとんど。これは、下手に出れば人間関係がうまくいくだろうという想定が裏切られ、「遠慮してやったのに」と憤慨するからでしょう。実際、謙虚に接してスムーズにコミュニケーションが取れている場合には、「私が下手に出たおかげでしょ」などと思いもしないためと筆者は考えます。

「下手に出る」の語源は?

次に「下手に出る」の語源を確認しておきましょう。ここでいう「下手」は下の位置つまり格下ということ。「出る」はふるまう、ある態度をとるの意味です。ですから、実際の地位の高低とは関係なく、自分が格下であるかのようにふるまうことを「下手に出る」というのですね。

なお、相撲では相手の腕より外側で相手の回しを取ることを「上手(うわて)」、内側で撮ることを「下手(したて)」といいますが、これは「下手に出る」とは特に関係ありません。

\次のページで「「下手に出る」の使い方・例文」を解説!/

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