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【ことわざ】「全ての道はローマに通ず」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「全ての道はローマに通ず」について解説する。

端的に言えば全ての道はローマに通ずの意味は「真理はひとつであること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「全ての道はローマに通ず」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「全ての道はローマに通ず」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「全ての道はローマに通ず(すべてのみちはローマにつうず)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「全ての道はローマに通ず」の意味は?

「全ての道はローマに通ず」には、次のような意味があります。

《ローマ帝国の盛時に、世界各地からの道がローマに通じていたところから》多くのものが中心に向かって集中しているたとえ。また、あらゆることは一つの真理から発しているたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「凡ての道はローマに通ず」

「全ての道はローマに通ず」とは多くのものが中心に向かうことから“目的が同じならば出発点や手段が違っていても同じ場所に辿り着く”、そして“ひとつの真理はあらゆることに適用できる”ことをたとえたことわざです。

全盛期のローマ帝国は非常に大きく、ローマを中心としてヨーロッパや小アジア、北アフリカまでの道が整備されていました。多くの道が中心であるローマに集中するこの様子を、道を“手段”、中心地のローマを“真理”にたとえたのが「全ての道はローマに通ず」と言われています。

なお「全て(すべて)」は「すべて」「凡て」「総て」などと表記されることもありますが、どれも同じ言葉です。

「全ての道はローマに通ず」の語源は?

次に「全ての道はローマに通ず」の語源を確認しておきましょう。「全ての道はローマに通ず」は古代ローマ帝国の道をたとえたものですが、古代ローマで使われた言葉ではありません。この言葉は中世ラテン語に由来します。

十七世紀のフランスの詩人、ラ・フォンテーヌ「寓話(ぐうわ)」。このなかで、三人の人物が魂の救済という同じ願いを持ちながらも、裁判官、病院長、隠者とそれぞれ異なる道を選びました。このことを表現した言葉が「全ての道はローマに通ず」です。

そしてこの言葉が格言として広く用いられるようになり、今もことわざとして使われるようになりました。

\次のページで「「全ての道はローマに通ず」の使い方・例文」を解説!/

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