
端的に言えば右と言えば左の意味は「他人の言うことになんだかんだと反対する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んです。一緒に「右と言えば左」の意味や例文、類語などを見ていきます。
- 「右と言えば左」の意味や語源・使い方まとめ
- 「右と言えば左」の意味は?
- 「右と言えば左」の使い方・例文
- 「右と言えば左」の類義語は?違いは?
- その1「ああ言えばこう言う」
- その2「売り言葉に買い言葉」
- その3「へりくつをこねる」
- 「右と言えば左」の対義語は?
- その1「柳に風」
- その2「尻馬に乗る」
- その3「付和雷同」
- 「右と言えば左」の英訳は?
- その1「Whatever I say, you say the opposite.」
- その2「She/He’s full of But’s and If’s.」
- その3「always talk back to me」
- 「右と言えば左」を使いこなそう
この記事の目次

ライター/fleur
小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。
「右と言えば左」の意味は?
「右と言えば左」には、次のような意味があります。
人の言うことにすべて反対すること。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「右と言えば左」
「みぎといえばひだり」と読みます。右と左は反対ですから、何を言っても反対の意見を言ったり拒否したりすることを表す慣用句です。
ほぼ同じ意味の言葉に「山と言えば川」というものもあります。批判的で鋭いというよりも、特別な根拠なく反対し続けることを指すためネガティブな意味合いでの使用が多い言葉です。
「右と言えば左」の使い方・例文
「右と言えば左」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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