体の仕組み・器官理科生物

3分で簡単「感覚神経 運動神経」ニューロン・シナプスの働きとは?医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。「運動神経がいい」、「無神経な発言だ」などこのような表現は聞いたこともあるし、もしかしたら実際に日常会話で言っている人が多いかもな。前者は運動神経から来ているだろうし、後者は感覚神経からきているのかもしれない。この際に実際の神経系の働きを理解すると、実際の神経系と言葉の言い回しの違い、関連がわかっておもしろいかもな。今回は、感覚神経や運動神経について生物に詳しいライターmimosa(ミモザ)と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mimosa

もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

神経とは

image by iStockphoto

そもそも「神経」とは何か。正確には「神経系」と言いますよ。神経系を構成する組織には、神経細胞をはじめ、付属細胞からなっており、興奮の伝達を行っていますよ。

神経は、皮膚やからだの様々な部位から情報を脳に送る役割、送られてきた情報を分析、整理、判断を下す司令塔の役割、その他の決定を末梢に伝える役割を担っていますよ。これらは、生命活動を行う中で必要不可欠な働きです。

これから、神経系について見ていきましょうね。

1.感覚の伝わり方

1.感覚の伝わり方

image by Study-Z編集部

私たちは様々な環境の中で生活しています。温度、感触、痛みなどの感覚を知覚することは、体を一定の状態に保ったり、生命維持の機能が損なわれたりしないためなど、生きていくために必要不可欠です。

図1のように、刺激が伝わり反応するまでの順番は、緑の枠内の「受容器」、神経系、効果器の順番になりますよ。

 

2.ヒトの神経系

ニューロンという言葉を聞いたことありますか。ニューロン(神経細胞)は神経系を構成する基本となる細胞ですよ。ヒトの神経系は、脳や脊髄、神経節などのように、多数のニューロンが集まった中枢を持つ神経系であり、それは集中神経系と呼ばれていますよ。集中神経系は、中枢神経系(脳と脊髄)、末梢神経系(中枢よりからだの各所に分布)から成り立っていますよ。人体の正中に多数のニューロンが集まっていて、そこから体のすみずみに張り巡らされている感じですね。

また、ニューロンと他の細胞との接続部をシナプスといって、ニューロンとニューロンの接続部やニューロンと骨格筋の接続部で見られますよ。

\次のページで「3.様々なニューロン」を解説!/

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