国語言葉の意味

【慣用句】「手を握る」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「手を握る」について解説する。

端的に言えば手を握るの意味は「協力する」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国立大で国語学を学んだライターのタケルを呼んだ。言葉の解説を得意としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたので雑学にも詳しい。一緒に「手を握る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/タケル

某国立大で日本語学を専攻。他人に対して苦手意識をあまり持たないので、誰かと手を握ることに関してこれといった感情はない。ただ「ちょっと合わないなぁ」って思うだけだ。

「手を握る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「手を握る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「手を握る」の意味は?

「手を握る」には、次のような意味があります。

力を合わせて事にあたる。また、仲直りする。「与野党が—・る」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「手(て)を握(にぎ)・る」

「手を握る」と聞けば、女性や男性が好意を抱く相手とのスキンシップを図るための行為などと思うのではないでしょうか。しかし、慣用句の「手を握る」にはそういった意味はありません。

慣用句で言う「手を握る」(てをにぎる)とは、「力を合わせる」や「仲直りする」という意味です。つまり、「友達と手をつなぐ」というよりも、「交渉が成立して握手する」ということになります。

「手を握る」の使い方・例文

「手を握る」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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