
端的に言えば「懐が寂しい」の意味は「所持金が少なくて心細い」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「懐が寂しい」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「懐が寂しい」の意味は?
「懐が寂しい」には、次のような意味があります。
所持金が少ない。財産がわずかしかない
出典:コトバンク
「懐が寂しい」は所持金が少ないという意味の慣用句で、ややマイナスよりのイメージの語句です。
「懐が寂しい」の語源は?
次に「懐が寂しい」の語源を確認しておきましょう。それでは「寂」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「寂」は家を表す「宀」と静かの意味の音を示す文字とを合わせた字。家の中に人声もなく、ひっそりとして「しずか」「さびしい」の意味を表します。
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