国語言葉の意味

「何分にも」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

この記事では「何分にも」について解説する。
端的に言えば「何分にも」の意味は「何といっても」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「何分にも」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「何分にも」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「何分にも」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「何分にも」の意味は?

「何分にも」には、次のような意味があります。

①どんなふうにでも。

②なんといっても。とにもかくにも。

出典:コトバンク

「何分にも」は「何分」を強調した表現で、相手の好ましい裁量を期待する様子を表します。また「何分」は「何しろ」や「何せ」に似ていますが、「何しろ」や「何せ」の表す理由は主観的でしばしば話者が自分の正当性を主張したり一人合点したりしているニュアンスがあり、相手の配慮を期待する暗示はありません。したがって「何分子供のことですから…」は「子供なんだから大目に見て欲しい」、「なにしろ子供のことですから…」は「子供なんだから言ってもわかるわけがない」、「なにせ子供のことですから…」は「子供のことだから自分には関係ない」というニュアンスになります。

「何分にも」の語源は?

次に「何分にも」の語源を確認しておきましょう。「何分にも」は「何分」と「にも」とが組み合わさってできた言葉です。「何分」は副詞的用法で「何卒」「どうか」という意味で使われていますよ。また、「にも」は時間的・空間的・心理的なある点を指定する格助詞「に」に、体言・副詞・形容詞や助詞などを受ける系助詞「も」が加わった形です。ちなみに「何分にも」は「何分」を強めた言い方。

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