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【慣用句】「檜舞台」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

「檜舞台」の使い方・例文

「檜舞台」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。

1.彼は甲子園と言う檜舞台に立ち胸を熱くしていた。

2.姉はバレエコンクールでステージという檜舞台に立てた。

例文1からは心を一つに甲子園出場という目標を掲げ、今日という日まで毎日練習に励んできた球児たち、普段の練習の成果を充分発揮して決勝まで進んで欲しいという思いに駆られますね。また、例文2からは精進を重ねた結果、努力が実りエントリーした大芝居に立てた彼女に、余すところなく実力を発揮してほしいという気持ちが溢れてきます。

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色彩などが周囲から際立って人目を引く様子を表す語に「派手派手しい」がある。「派手」を強調した語で、対象の様子がいかにも派手であることについて、何らかの感想を含む派手であることを好ましく感じているときには「派手派手しい」は「華やか」や「艶やか」に近くなり不快に感じているときには「けばけばしい」に近くなるぞ。また「派手派手しい」は目に見えるものについて用いられることが多く、抽象的なものについて用いる用法はない。覚えておこう。

「檜舞台」の類義語は?違いは?

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「檜舞台」と似たような意味をもつ言葉をご紹介します。さっそく見ていきましょう。

その1「派手」

「派手」は色彩などが周囲から際立って人目をひく様子を表しますよ。「彼女ははでな色を好む」「この服はうちの母にはちょっとはでだわ」のように目に見えるものについて用いるのが最も一般的ですが、「この曲はトランペットが入るはでな曲だ」「この作家は装飾的な語句を駆使したはでな文体に特徴がある」のように音楽の華やかさや美文調の文体について用いることもあります

「派手」は周囲からくっきりと際立って人目を引く様子を客観的に表現し、対象の様子について特に感想を含んでいない点が、際立っていることを美的に感じている「鮮やか」「華やか」や、感嘆の暗示を含む「見事」「素晴らしい」などと異なるでしょう。この「派手」は「艶やか」にも似ていますが、「艶やか」がおもに女性の性的な魅力について言うのに対して、「派手」はもっと一般的で事物についても用いられ、特に性的な暗示は含まれません。なお「檜舞台」との違いは、「派手」は周囲からくっきりと際立って人目を引く様子を客観的に表現するという点です。

その2「派手やか」

「派手やか」は「彼は傍らにはでやかな女性を伴っていた」「悲しいときほどはでやかに振舞ったほうがいい」などのように周囲から際立って人目を引く様子を表します。また、目に見えるものについて用いられることが多く、抽象的なものについては用いられません。「派手やか」は「華やか」や「きらびやか」に似ていますが、「華やか」にある美的な暗示、「きらびやか」にある輝きの暗示はなく、人目をひく様子をやや客観的に表しています

また、「派手」や「派手派手しい」と基本的には同じ意味ですが、「派手」「派手派手しい」が原則としてプラスマイナスのイメージがないのに対して、「派手やか」は対象が人目を引く様子を表していることについてややプラスイメージのある点が異なりますよ。ちなみに「檜舞台」との違いは、「派手やか」は目に見えるものについて用いられることが多く、抽象的なものについては用いられないという点です。

その3「華やか」

「華やか」は「女性が一人いるとオフィスがはなやかになる」「正月にははなやかな装いが似合う」などのように明るく派手で美しい様子を表し、具体的な物も抽象的な物も対象になります。「派手」に似ていますが、「派手」よりも美的な華麗さの暗示が強いでしょう。また「艶やか」にも似ていますが、「艶やか」がおもに女性の性的な魅力を中心に言うのに対して、「華やか」は対象とする範囲が広く、必ずしも女性の性的な魅力手についてだけ言うとは限らない点が異なるでしょう。さらに「きらびやか」にも似ていますが、「きらびやか」にある豊富な光による輝きの暗示は少ないです。ちなみに「檜舞台」との違いは、「華やか」は具体的な物も抽象的な物も対象になるという点ですよ。

「檜舞台」の対義語は?

「檜舞台」と反対の意味に近い言葉をご紹介します。さっそく見ていきましょう。

その1「呪わしい」

「呪わしい」は非常に不快な様子を表しますよ。「おろかなわが身がのろわしい」は非常に不快なので呪いたい気持ちだという意味、「静かな山村に突然のろわしい事件が起こった」は呪いがかかっているのかと思われるほど不快だという意味です。非常に強い忌避感と主観的な嫌悪を表し客観的な根源は示されないことが多いでしょう。忌避感を表す語としては他に「おぞましい」「厭わしい」などがありますが、「おぞましい」が感覚的な強い忌避感を暗示し「厭わしい」がやや弱い気分的な忌避感を暗示するのに対して、「呪わしい」は呪いを引き合いに出したぶん暗く陰惨な暗示のある点が異なります

その2「まがまがしい」

「まがまがしい」は「その村にはまがまがしい言い伝えが残っている」や「追い詰められた犯人はまがまがしい顔でにらんだ」など悪いことが起こりそうで不快な様子を表します。かたい文章語で日常会話にはほとんど登場せず、忌避の暗示の非常に強い表現で個人的な好悪の範囲を超えているニュアンスがあります。その点で「忌まわしい」に似ていますが、「忌まわしい」よりももっと忌避感が強いでしょう。個人的な好悪を表す場合には「いとわしい」「いや」などを用いますよ。

\次のページで「「檜舞台」の英訳は?」を解説!/

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