国語言葉の意味

【慣用句】「眼中に無い」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「眼中に無い」について解説する。
端的に言えば「眼中に無い」の意味は「人を人とも思わない高慢なさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「眼中に無い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「眼中に無い」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 35689461

それでは早速「眼中に無い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「眼中に無い」の意味は?

「眼中に無い」には、次のような意味があります。

気にかけない。なんとも思わない。

出典:コトバンク

「眼中に無い」は全く問題にしないという意味です。この「無い」は他の語についてその内容を否定する基本的な打消しの意味の慣用句ですよ。

「眼中に無い」の語源は?

次に「眼中に無い」の語源を確認しておきましょう。「眼中に無い」は「がんちゅうにない」と読みます。それでは「眼」と「中」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「眼」は「目」と丸い意味の音を示す文字とを合わせた字。丸い「目玉」を表します。また「中」は旗竿に吹き流しの付いた形を描いた字。木の棒を芯にしていることから、「まんなか」の意味に使われるようになりました。

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