端的に言えば「足が早い」の意味は「食べ物などが腐りやすい、売れ行きがよい」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「足が早い」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「足が早い」の意味は?
「足が早い」には、次のような意味があります。
1 食物などが腐りやすい。「鯖(さば)は―・い」
2 商品などの売れ行きがよい。
出典:コトバンク
「足が早い」は食べ物が腐りやすい、商品の売れ行きがよいという意味の慣用句です。この場合の「早い」は移動や進捗の速度が大きく、よく進む様子を表しますよ。
「足が早い」の語源は?
次に「足が早い」の語源を確認しておきましょう。それでは「早」の漢字の成り立ちについて説明しましょう。「早」は太陽を表す「日」と種の皮が避けて破れる意味の音を示す「十」とを合わせた字。夜の暗闇が破れて日が昇り始める意味を表します。夜明けの時間がはやいことから、「はやい」意味に使われるようになりました。
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