国語言葉の意味

【慣用句】「虎の尾を踏む」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

「虎の尾を踏む」の使い方・例文

それでは「虎の尾を踏む」の使い方を実際の例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.彼女の機嫌が悪いのはわかっていたが、虎の尾を踏む覚悟で仕事での注意をした。
2.上司の失敗を会議で追及したらしいが、あえて虎の尾を踏むようなことをするなんて面の皮が厚いな。
3.対戦相手は強豪だったが、敵の裏をかく作戦を立て、虎の尾を踏むような心地で挑んだ。

例文1にある「虎の尾を踏む覚悟」と言う表現はよく使われます。また、例文2と3は「虎の尾を踏むような」と、どちらも同じ言い回しをしていますが、このような言い回しも良く使われるでしょう。

意味の項でも説明した通り、「虎の尾を踏む」は、知らずに危険なことをしてしまうのではなく、自分から意図的に危険なことをする、と言うことですから注意しましょう。

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ここまで「虎の尾を踏む」の意味や語源、使い方について説明してきた。「虎の尾を踏む」は、凶暴な虎の尻尾を踏みに行くような危険行為を自らやる、と言うことだぞ。「自分から意図的に」と言うニュアンスがあることを忘れるなよ。

「虎の尾を踏む」の類義語は?違いは?

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「虎の尾を踏む」の類義語には、「薄氷を踏む」や「竜の頷の珠を取る」がふさわしいでしょう。

その1「薄氷を踏む」

薄氷を踏む」の読み方は「はくひょうをふむ」です。小説などでしばしば使われる表現ですね。

今にも割れそうな、水面に薄くはった氷の上を踏んで歩く、とても不安で落ち着かないようすを例えにして、非常に危険な場面に臨んでいることを表しています。事態が悪い方へ向かわないか、ひやひやしている、緊張している気持ちです。「薄氷を踏む思い」という言い回しが良く使われます。

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