国語言葉の意味

【慣用句】「遣らずの雨」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「遣らずの雨」の類義語は?違いは?

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「遣らずの雨」は「帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨」。

帰れないほどの大雨を表す言葉には「横殴りの雨」「滝のような雨」等がありますが、これらの言葉には「帰ろうとする人をひきとめるように降る」という意味はありませんね。「人をひきとめるように降る」という意味合いがなければ「遣らずの雨」の類義語にはなりません。人をひきとめるように降るなら、それが「遣らずの雨」なのです。

「遣らずの雨」の対義語は?

「遣らずの雨」の意味から考えると、対義語は「人を追い返すように降る雨」ということになりますね。「人を追い返すように降る雨」を表す言葉はありません。「遣らずの雨」には対義語もないということですね。

「遣らずの雨」」の英訳は?

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「遣らずの雨」を英語で表現してみましょう。

Suddenly it started to rain. I waited for the rain to stop at the entrance of my office with the man I thought was nice. “Is this a rain shower?” He told me. “This is the rain that started to fall as though trying to prevent him from leaving,” I thought.

突然雨が降り出した。私が魅力的だと思っている男性と職場のエントランスで雨が止むのを待った。「これはにわか雨だろうか?」と彼は私に言った。「これは遣らずの雨だ」と、私は思った。

この英文を直訳すると「突然雨が降り出した。私が素敵だと思っている男性と職場のエントランスで雨が止むのを待った。『これはにわか雨だろうか?』と彼は私に言った。『これは彼が去るのを防ごうとしているように降り始めた雨だ』と、私は思った」。

この 「the rain that started to fall as though trying to prevent him from leaving」(これは彼が去るのを防ごうとしているように降り始めた雨)という文章が「遣らずの雨」です。

この文章はまさに「遣らずの雨」を英語で説明しているもので、これでは私たちが実際にこの慣用句を用いる時の細かいニュアンスは伝わりませんが、「遣らずの雨」を一言で表現するような単語が英語にはないため、このように説明的な文章になってしまうのですね。

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