
その1「Blood is thicker than water.」
「血は水よりも濃い」の元となった英語の慣用句です。意味や使い方は日本語のものと同じになっています。
「Blood is」が「Blood runs」となっている場合もありますが意味は変わらないので注意しましょう。「thick」は主に分厚いという意味で使われますがここでは「濃度・粘土が高い」ことを表します。
その2「Blood will tell.」
血は語るという意味です。日本語で言えば「血は争えない」に最も近いでしょう。
意味は違いますが日本語の「目は口程に物を言う」という慣用句に言葉の使い方が似ていますね。
「血は水よりも濃い」を血縁関係者の絆の深さではなく遺伝や似ているなどの意味で言いたい場合はこちらを使うと良いでしょう。
その3「in the blood」
親譲りの、という意味です。
日本語で「血は争えないね」と言うときと同じニュアンスで使うことができます。「the」を「your, my, his, her」などに変えて特定に人物について言及することも可能です。
遺伝という意味だけでなく、生来の性質という意味でも使うことができるので合わせて覚えておきましょう。
「血は水よりも濃い」を使いこなそう
この記事では「血は水よりも濃い」の意味・使い方・類語などを説明しました。
桜木先生の言うように血に関する表現はたくさんあり、似ているようで違った意味を持っていましたね。本記事を参考に、それぞれきちんと理解し適切に使い分けていきましょう。正しく使える語彙が増えると、会話も広がりやすくなります。