
「血は水よりも濃い」の使い方・例文
「血は水よりも濃い」の使い方を例文を使って見ていきましょう。
1.いつも憎まれ口をたたく弟だが、私が志望校に合格したときは泣いて喜んでくれた。血は水よりも濃いと言うが、このことかもしれない。
2.有事のときには親族一同で協力したものだ。まさに血は水よりも濃いということだ。
3.血は水よりも濃いと言うが、私は家庭環境が複雑なので家族以外との人間関係を大切にしている。
1では、兄弟との心での深いつながりに対して使っています。
2も親戚中の人々で力を合わせて困難を乗り越えるという状況を示すのに使われている例です。普段感じることはなくとも、いざというときに絆の強さを感じるものですね。
3では逆に一般的な家族同士の絆を引き合いに出すために用いられています。
その1「血は争えない」
子が両親から見た目や性格などを引き継いでいるのは言うまでもないということを表します。
ここでの「争えない」という表現は、明瞭な事実を表すのに使われたものです。父母と同じ趣味や欠点を持っているときに使われることが多いでしょう。
「蛙の子は蛙」もややネガティブですが似た意味で使うことができます。
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