国語言葉の意味

【慣用句】「血は水よりも濃い」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「血は水よりも濃い」について解説する。

端的に言えば血は水よりも濃いの意味は「血縁関係はどんな関係よりも固い絆を持つ」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んだ。一緒に「血は水よりも濃い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/fleur

小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。

「血は水よりも濃い」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 68494799

それでは早速「血は水よりも濃い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「血は水よりも濃い」の意味は?

「血は水よりも濃い」には、次のような意味があります。

血筋を引いた間柄は、他人に対するより親密であることのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「血は水よりも濃い」

血縁関係はどんな関係よりも固い絆を持つ、という意味の表現です。

この他にも血が繋がっている人同士は似ている点が多いという意味でも使われます。

「血は水よりも濃い」の語源は?

次に「血は水よりも濃い」の由来を確認しておきましょう。

血液は純粋な水と比べて重く濃度が高いため、血縁関係を持つ人物同士の方が親密な他人よりも深くつながっていることをたとえるようになりました。

\次のページで「「血は水よりも濃い」の使い方・例文」を解説!/

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