国語言葉の意味

【慣用句】「目の敵」の意味や使い方は?例文や類語を元新聞記者がわかりやすく解説!

その2「不俱戴天」

「不俱戴天」は、ふぐたいてん、と読む四字熟語です。

同じ天の下には一緒にいられない、生かしておけないという意味であり、恨みや憎しみが異常ではなはだしい、つまり、最悪の間柄をさします。

この世でともに生きられないほどの深い恨みや憎しみを向ける相手という点では、目の敵よりも上です。

その3「修羅の妄執」

「修羅の妄執」は、しゅらのもうしゅう、と読みます。意味は、修羅道におちた者が、現世に対して抱く執念のこと。

修羅道は、仏教における六道の1つであり、阿修羅の住む争いや怒りが絶えない世界です。阿修羅道ともいいます。

「目の敵」の対義語は?

「目の敵」の対義語(反対語)は、はっきりとした用語はありません。

ただ、憎むべき相手、との意味なので、その逆、相手に対して好意的な気持ちを抱くことを意味する言葉としては、仲間意識、フレンドリー、好意的、親しい、和気藹々たる、親密、睦まやか、などが考えられます。

「和気藹々たる」

「和気藹々たる」について、念のため確認しておきましょう。この言葉の意味は、大勢で集まって和やかにワイワイと楽しむ様子です。

もともと、和気藹々は中国の書家である李邕(りよう)が記した『春賊』(はるのふ)で「和気藹として寓に充つ」(わきあいとしてぐうにみつ)との一文があり、これが語源。「寓」は住まい、「充つ」は満ちていることを指すと言われます。

「目の敵」の英訳は?

image by iStockphoto

さらに、「目の敵」について、英訳も見ていきましょう。

「目の敵」をそのまま英語に訳すと、sworn enemy であり、ただ単に enemy  のみのこともあります。一方、「目の敵にする」となると、always treat someone like an enemy などです。

「sworn enemy」

sworn enemy は、日本語に訳すと「目の敵」です。

sworn は、swear の過去分詞形であり、この場合、悪態をつく、ののしる、毒づくといった意味。enemy は、敵、敵対者、競争相手などです。

それでは、例文を見てみましょう。

\次のページで「「目の敵」を使いこなそう」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: