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【慣用句】「悪態をつく」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「悪態をつく」の使い方・例文

「悪態をつく」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

・職場ではいい人で通っている彼が、居酒屋で店員に悪態をついていたのを見てしまった。

・幼稚園ででも覚えてきたのか、子供に「クソババア!」と悪態をつかれて驚いてしまった。

このように、「悪態をつく」ことは周囲を驚かせたり、嫌な気分にさせたりします。悪態をつく人の心理的特徴は、自分を大きく見せたいとか、照れ隠し、ストレス解消、癖や性格になっているなどさまざま。いずれにしても目的が達成されるとも思えないので、自制できるに越したことはありませんね。

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そうだな。自分が言われているわけじゃなくても、店員に怒鳴っている奴を見かけるだけで不快感があるよな。余談だが、日本各地に「悪態祭」とか「悪口(あっこう)祭り」という行事があるぞ。互いに悪口を言い合って勝つといいことがあるとされる、占いのようなものだ。どうしても悪態をつきたい連中は、そういうところで思う存分やってほしいもんだな。

「悪態をつく」の類義語は?違いは?

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「悪態をつく」と似たような意味で使える表現を見ていきましょう。すでに解説に登場した「ののしる」や「悪口」、「憎まれ口」以外のものを紹介します。

その1「罵倒する(ばとうする)」

相手を大声で非難することです。「罵」の字の訓読みは「ののしる」で、この字を使った類義語はたくさんありますよ。

中でも「面罵(めんば)」は「悪態をつく」に近く、「面と向かって非難すること」。ほかに、痛烈に非難する「痛罵(つうば)」や馬鹿にして悪口を言う「冷罵(れいば)」といった表現も知っておきましょう。

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