地学宇宙理科

「見かけの等級」って何?星の明るさを分類する方法とは?科学館職員が分かりやすくわかりやすく解説

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望遠鏡を通して肉眼で見た明るさによって定められた天体の等級を実視等級と言う。つまりこれが見た目の等級のことだ。

この星は何等級?星の明るさ~見かけの等級編

1.シリウス

image by PIXTA / 61039521

地球から見える恒星の中で太陽の次に明るいのはおおいぬ座のシリウスです。見た目の等級は₋1.46である一方、絶対等級は1.42となります。

ところで、先ほど紹介したように太陽の見かけの等級は-26.7と圧倒的にシリウスより明るいです。では、絶対等級はどうでしょうか。太陽は地球から1億4960万kmのところにあります。それは光年で表すと0.00001581光年ほどの場所です。絶対等級の基準は32.6光年であり、太陽の絶対等級は4.82となります。一方、シリウスは8.6光年ほど離れた場所にあるのです。

見かけの等級で比べると暗いシリウスですが、シリウスと太陽が並んだらシリウスの方がずっと明るく見えるのですね。

2.カノープス

image by PIXTA / 75410259

りゅうこつ座のカノープスは太陽、シリウスに次いで明るい恒星です。見かけの等級はは-0.74ほど。

ところで、そもそもりゅうこつ座って何?と言う人も多いでしょう。りゅうこつ(竜骨)とは船底の中心を船首から船尾へと貫いている主要部材のことで、船の背骨のようなもののことです。

3.ベテルギウス

image by PIXTA / 62705808

冬の夜空に輝くオリオン座。ベテルギウスはこのオリオン座にある赤色巨星で、その直径は太陽の700倍以上もある大きな恒星です。550光年先にあり、その見かけの等級は0.4等級ですが周期的にその明るさは変わり1.3等級ほどまで暗くなることもあります。一方、絶対等級は-5.7程です。

ちなみにオリオン座にはもうひとつ1等星があります。脚に相当するリゲルは地球から860光年ほど離れたところにある恒星です。リゲルの見かけの等級は0.13、絶対等級は-7.0ほどでベテルギウスよりさらに明るい星なのですね。

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1等星は21個ある。1等星は見かけの等級が1.5以下の明るい星のことだ。

ところで、恒星の色がなぜ異なるかわかるか?その理由は恒星の表面温度にある。表面温度が高いと青く、低いと赤く見えるぞ。

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