ドラゴン桜式勉強法特集

大学入学共通テストの「記述式」攻略法を独自考察!漫画でわかる記述式テクニック3箇条

よお、ドラゴン桜の桜木健二だ。大学入試共通テストに「記述式」導入が検討されたのは、お前らも覚えているよな。共通テストでは見送られたが、だからといって記述式問題への対策が不要になったわけではないぞ。2020年に文部科学省が行った調査によると、実に6割以上の大学の個別試験で記述式の問題が出されている。国立大学に限ってはほぼ全ての大学・科目で記述式問題が出されているし、国語で客観式問題(マークシート)を出題している大学は「0」だ。

ところが記述式問題の正しい解答方法を知っている受験生は非常に少ない。いいか、よく聞け。これから記述式問題にはセンスも「受験生本人の意見」も不要だ、という話をする。読み終える頃には、まちがいなくお前の記述式対応力は数段階アップしているはずだ。まずは漫画を読んでみてくれ。その上で元予備校校舎長で教育系専門ライターのみゆなと一緒に、記述式攻略テクニックを解説していくぞ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

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まずは「記述式テクニック3箇条」を漫画でチェック!

まずは「記述式テクニック」に関する漫画を読んでください。共通テストの出題形式の変更について、龍山高校の生徒を集めて解説している場面です。

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記述式のテクニック3箇条はこれだ!

漫画の後半から大宰府先生が解説していた「記述式攻略テクニック3箇条」をまとめると、次の3つになります。

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 記述式テクニック3箇条 

1.読解力が重要!特に記述式は「スピード」を上げること
2.設問の指示に忠実に従った解答作成を
3.資料は解答に必要な情報を見つけるつもりで読む

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大宰府先生は「国語の読解問題はテクニックに徹して解け!」という信条を持っています。出された問題に忠実に答えるには、機械的に解くことが大切とも言っていましたね。大学側が知りたいのは、受験生が日本語で書かれた内容を論理的に正しく読み取ることができるか、また情報を整え適切にアウトプットする力があるかどうか、という点です。受験生に求められているのは「本文の鑑賞」ではない、ここを押さえながら記述式テクニックをさらに詳しく見ていきましょう。

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記述式問題攻略のポイントは3つ!

ここからは「記述式攻略テクニック3箇条」を1つずつ解説していきます。漫画で示されていた問題も思い出しながら、読み進めてみてくださいね。

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その1.読解はスピードが命!

まずは読解はとにかくスピードアップせよ!という点からです。

マーク式でも記述式でもまず大切なのは「読解力」ですが、記述式はマーク式に比べて解答作成に時間がかかります。解答作成のために十分な時間を確保するためには、必然的に読解の時間をコンパクトにしないといけません。それが「読解はスピードが命」という理由です。

読解のスピードとは、目で文字を追えるスピードという意味ではありません。目の前の文字や資料を読みながら、書いてある内容を正確に把握し、必要に応じて整理できる力のことです。内容把握力とも言えますね。人は知っている情報ほど素早く趣旨の把握ができますから、日ごろからさまざまなテーマ・種類の文章や資料を読んでおくと周りより有利になれますよ。

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その2.設問に忠実な記述を!

記述攻略テクニック2つ目は解答作成に関する内容です。解答を作成する際は、必ず「設問で求められていることに忠実に」まとめるようにトレーニングしておきましょう。

膨大な受験者の解答を公平に採点するために、大学側はあらゆるパターンを想定して細かな採点基準を設けています。この採点基準には、当然のことながら設問で与えた条件に応えられているか、という点も含まれるわけです。記述の内容は正しくても、設問条件に沿っていなければ減点、そんな失点はもったいないですよね。

書き出しや時数指定、解答に含む根拠の数など、様々な条件が指定されます。漏れがない解答を作成するよう、面倒がらずに取り組んでください。

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その3.課題文と資料の読み方にはコツがある!

最後は課題文と資料の読み方についてです。大宰府先生は「線を引く」「傍線部があれば課題文に戻って考える」と”取り組み方”を解説していましたね。ここで大切なのは、その方法論にだけこだわらないことです。

大宰府先生が一番いいたいのはどの部分でしょうか?そうです、「ポイントを探しながら読む」という点ですね。線を引くのも、課題文に戻って考えるのも、すべては「ポイントを探す」ための方法です。

記述式問題の課題文や資料は、必ず「テーマ(主旨)」に沿って集められています。そして「大学側が受験生に読み取らせたいポイント」が問題として出されるわけです。よって漫然と眺めていても時間の無駄。大学側は自分に何を見つけさせようとしているのか?、そんな問題意識を持ちながら読むようにしましょう。

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「受験生の考え」はいらない!その理由とは?

今回の漫画で一番インパクトがあったのは、大宰府先生の「君たちの考えはいらない!」というセリフかもしれませんね。

私たちは学校の国語で「読書感想文」に近い指導を受けているため、自分はどう考えるか?という思考回路が癖になっています。しかし大学入試の記述問題においては、はっきりいって邪魔。大宰府先生が「思考力向上のために記述問題の導入を検討したと言っているが、そんな謳い文句に惑わされてはいけない!」というのは乱暴に見えますが、入試突破のためにはとても大切なポイントです。

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その1.採点側の要求に答えて初めて得点できる!

試験を受ける目的は何ですか?合格ですよね。合格するためには「合格点」を取らないといけません。点数をとるためには、大学側が設けている採点基準に沿った解答を作ることが必須です。こう聞くと「自分は相手の言いなりになるような人間にはなりたくない」とか、「テクニックより、自分の個性や考えを大事にしてくれる大学に入りたい」という人がいます。そういう人は、そういった力を測る入試方式で受験してください。

今回テーマにしているのは「記述式問題」の攻略法でした。よく考えてみると、大学側は「課題文と問題」という形で、受験生とコミュニケーションを取ろうとしているわけです。投げられたボールを真正面から受け取り、メッセージを読み解き、相手が聞きたい内容を・相手に伝わる形にして返す。「記述式」という形をとった人間として当たり前のやりとりに過ぎません。

相手の要求に誠実に答える解答をするから、得点できる。この基本を忘れないでください。

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その2.本文に書いてあることだけが解答になれる!

記述式問題において解答に使える情報は、本文や資料に書いてあることだけです。これが小論文との違いですね。

たとえば共通テストで記述式が導入された場合、50万人を超える受験生が同じ試験を受けることになります。50万人が各々「自分の考え」を書き始めたら?個人の思想信条という、他人がとやかく言えない記述も含まれることも予想できますよね。とやかくいえないということは、得点をつけることなんてもってのほか。そんな記述が50万人分あったら、採点現場は大混乱です。

記述式問題が問うているのは、受験生の思想信条ではありません。本文を正しく読み解き、解答欄に適切に情報を整理収納する力です。したがって解答の材料として使えるものは、本文に書いてあることだけ。大宰府先生が「文章構成力」と言っている内容の正体は、ここにあります。

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採点者が何を求めているのかを見極めることが重要なのは、共通テストや受験のみではないんだ。
社会に出るときの面接、検定などを受ける時も採点する側が何を考えているかを予測することが非常に重要だ。その点を忘れるな。

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結局、大学入試共通テストはどうなったの?2021年度入試の状況まとめ

記述式問題や英語の外部試験導入など、大小さまざまな改革が話題になった大学入試共通テスト。文部科学省は2021年4月に記述問題の導入を2025年度入試まで見送ると発表しました。見送りとなった理由は「採点ミスを完全になくすのは難しい」「自己採点とのズレが大きくなる可能性がある」「実際の採点体制を明示することができない」といった点でした。

一方、2021年度の共通テストから出題されはじめた資料読み解き問題は、予備校関係者等からも一定の評価を得ています。こうした単に知識の暗記ではなく、活用する力を問うような題材は時代を反映したものでもあり、これからも出題が続くでしょう。受験生にとって「情報読解力」の重要性はますます大きくなると言えます。

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最後に勝つのは平静と勉強を続けられた受験生

大学入試では毎年制度や出題傾向の変化など、何かしら「昨年度からの変更点」があるものです。また天災や感染症など、自分ではどうしようもない外的要因の影響を受けることもあります。

そんなとき予備校に通う受験生たちの在り方は2タイプに分かれました。1つ目は何かと文句を言い、状況を恨み、自分を憐れむタイプ。2つ目はそれはそれ、自分は自分と割り切り、勉強をコツコツ続けるタイプです。どちらの方が強いと思いますか?

そう、後者の方が伸びるのです。大変なのは周り中同じ、だったら置かれた状況の中で少しでも力を付けよう、勝てる可能性を高めよう。そんな風に建設的に考えられる人が、毎年秋冬に大きく伸びていきました。愚痴を言っても状況は変わりません。文句を言うあいだに英単語を1つでも多く覚えた人が勝つのです。

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記述式問題は受験生の総合力が試される!

「記述式問題はテクニックに徹せよ!」と聞いたからといって、テクニックさえマスターすれば簡単に解けるとは思わないでくださいね。「わかる」と「できる」の間には大きな壁がありますよ。

記述式問題は受験生本人の主観や考えこそ聞いていませんが、要点(キーワード)発見力や取捨選択力、並べ替え力、文章構成力、設問応答力など、実にさまざまな力を試すことができる形式です。大宰府先生の解説や「ドラゴン桜式勉強法」の他の記事も参考に、ぜひ受験の総合力を伸ばしていってください。きっと、素晴らしい春がやってくるはずです。応援しています。

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