国語言葉の意味

【慣用句】「焦眉の急」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「焦眉の急」について解説する。

端的に言えば「焦眉の急」の意味は「緊急事態」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んだ。一緒に「焦眉の急」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「焦眉の急」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「焦眉の急」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「焦眉の急」の意味は?

「焦眉の急」には、次のような意味があります。辞書や辞典で正確な内容を確認しましょう。

1.危険がひどく迫っていること。状況が切迫していること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「焦眉の急」

あなたは最近、「緊急事態」や「ピンチに陥ったこと」はあったでしょうか。「焦眉の急」とは「危険が迫っているさまや事態が切迫していること」の意。「しょうびのきゅう」と読みます。「焦眉の急」の「焦眉」とは「眉が焦げてしまうほど火が近くに迫っているさまから危険が迫っていること」の意。目の前に危険が差し迫っている様子や緊急事態であることを示す言葉です。四字熟語として「焦眉之急」と書き表すこともありますよ。一緒に覚えておきましょう。

「焦眉の急」の語源は?

次に「焦眉の急」の語源を確認しておきましょう。「焦眉の急」は中国の歴史書の「五灯会元(ごとうえげん)」に収められている「禅問答(ぜんもんどう)」が由来だとされています。「禅問答」の中で修行僧が「切迫する状況とはどのようなことか」と師匠に質問をしました。師匠は「火が眉を焼く時だ」と答えたとされています。

ここから派生して「眉毛が焼けるほど目の前に火がある様子は追いつめられた状況であること」=「焦眉の急」という意味が成り立ったと考えられていますよ。目の前に火があると怖くて身動きがとれないでしょう。人間の本能を上手く表現した言葉ですね。

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