ドラゴン桜式勉強法特集

【漫画でわかる】ドラゴン桜式「受験マトリックス」を完全解説!苦手をなくして受験に挑め!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。受験勉強において大切なことの1つに「自分の実力を正確に把握すること」が挙げられる。ちゃんと現状が把握できていないと、「できない部分」が十分対策できないままになってしまうからな。だが、その重要性に気がつかないまま、漠然と勉強して満足している受験生が多いのも事実だ。また、具体的なやり方がわからず悩んでいるやつもいるかもしれないな。

今回はドラゴン桜2の3巻より、なんと26ページを無料で公開。「苦手を着実に克服して成績を上げたい」という受験生に、ドラゴン桜式「受験マトリックス」を紹介しよう。これを使えばそんな悩みも克服して、効率よく勉強を進めていくことができるぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/min

高等学校の国語科教員として、授業や受験対策、小論文の講座を3年間経験。主に現代文を担当し、言葉に関する指導を幅広く経験してきた。現在はWebライターとして活動中。

まずは「ドラゴン桜式・受験マトリックス」をチェック!

受験で「自分の実力を正しく把握する」ことはとても大切です。しかし、模試や過去問を解き、その正答率だけでなんとなく実力を測った気になっていませんか?

この記事では漫画を読み進めながら、「ドラゴン桜式・受験マトリックス」について解説していきます。東大専科に入り、自分たちの現状学力を把握するため、過去のセンター試験をまるまる解いた早瀬さんと天野くん。ここで採点を終え「点数」と向き合うことだけで終わらないのが「ドラゴン桜式」です。

桜木が用意したのは「受験マトリックス」と呼ばれる表と「付箋」「スマホ」。これらを一体どのように使うのか?そもそも受験マトリックスとは?漫画を読みながら一緒に確認していきましょう。

自分の実力を可視化する「受験マトリックス」

「受験マトリックス」とは、問題を解いた結果を踏まえ、単元ごとに「得意」か「苦手」か、そして「できた」か「できなかった」かの軸で分けるための2×2の表のことだったのです。この軸に合わせて単元ごとに分類していくことで、自分の現状を細かく把握することができます。

特にメリットなのが、それらを「可視化」して管理することができるという点です。模試などの結果で単元ごとの結果は出るものの、一時的に確認して終わりというパターンが多いのではないでしょうか。しかし、「受験マトリックス」を使うことで日常的に管理ができ、日々の勉強効率を大幅にアップさせることができるのです。

「受験マトリックス」活用方法の3ステップ

漫画で紹介された「受験マトリックス」の方法について、3ステップに分けて解説していきます。

ステップ1:単元ごとに振り返り「4つ」に仕分ける

模試や過去問を解いたら、まずは「できた」「できなかった」に問題ごとに分けていきます。そしてそれが自分の「得意」分野なのか「苦手」分野なのかにさらに分けていくのです。

これには現状把握する上で、「主観」と「客観」を比較してズレを減らすという意図があります。「得意だと思っていた分野で思わぬ失点をしてしまい、実は理解しきれていなかったことが発覚した」なんて経験はありませんか?「得意」「苦手」は主観によって判断される要素が強く、ぼんやりとしてしまいがちです。

そこで、「できた」「できなかった」という客観的なデータと合わせることによって、自分の実力を正確に把握することに繋がるというのが、この「受験マトリックス」の狙いになります。

ステップ2:スマホで撮影

仕分けができたら、作成した「受験マトリックス」をスマホなどで撮影し、保存しておきます。日付と共に結果を把握しておくことで常に自分の現状を管理することができ、いつでも確認したり、振り返ったりすることが可能です。

普段から持ち歩いているスマホであれば、撮影して管理することも簡単ですね。便利なものはどんどん勉強に取り入れて活用することも、とても有効な手段です。

ステップ3:現状に合わせて付箋を移動させる

その時の現状に合わせて作成した「受験マトリックス」を使って対策を進めていけば、「得意」「苦手」「できた」「できなかった」の分類も状況に合わせて更新していく必要がありますよね。状況が変われば付箋の位置もどんどん更新していきましょう。そして、更新した受験マトリックスを撮影していくことで、常に自分の現状を細かく把握し管理することができるのです。

筆者は受験生のとき、勉強計画が一区切りつく度に「次は何から勉強していこう」と悩むことが多かったのですが、こうしたときにも受験マトリックスがあれば、自分のやるべきことを可視化でき、悩む時間も短縮できたのではないかと思います。

「受験マトリックス活用法」を具体的に見てみよう

ではここからは、「受験マトリックス」を使って具体的にどのような対策をしていくかについて、漫画を読み進めながら解説していきます。

可視化した現状を基に、最大限の対策を

4つに分けた現状を踏まえただけでは成績は上がりませんよね。そこから「具体的にどのように対策していくのか」が非常に重要になります。「得意&できた」「得意&できなかった」「苦手&できた」「苦手&できなかった」に分けた上で、どこから取り組んでいくかを間違えると十分な効果を得ることができません。

「ドラゴン桜式」では最終的に「得意&できた」の項目に全単元を持っていくべく、最も効率の良い順番での学習を推奨しています。また、単元ごとに細かく対策できるスタディサプリも活用していましたね。このように、可視化した現状を基にして、「いかに効率よく」「最大限の対策ができるか」が、受験を制する上での最大のポイントになります。

「受験マトリックス」活用法のポイントはこれだ!

では、漫画内で水野が推奨していた学習法について、3ポイントに分けて説明していきます。

その1:「得意&できなかった」単元から対策する

もっとも重要なのは「各項目に取り組む順番」です。得点源を増やすためには「とにかく苦手から!」と思われがちですが、最優先なのは「確実に得点できる分野を増やすこと」、つまり「得意&できた」に一番近いものから復習していくということです。

得意分野が増えることでいち早く得点に繋がり、それは何よりも自分のモチベーションを高く維持してくれる要素になります。「苦手&できなかった」を克服するのには時間を要し、すぐに成果に繋げていくことができないうちに、どんどんモチベーションが下がってしまうのです。

そのため、まずは「得意&できなかった」そして「苦手&できた」の項目から対策し、確実に得点に繋がる「得意&できた」を増やして自信をつけることを優先しましょう。

その2:英語は早めに対策を始める

科目については「英語」を最優先に対策していきましょう。水野の言う通り、英語は大学受験において最重要科目でありながら、膨大な語彙や文法を身につけるには、長期的な対策が必要で、小手先の対策では太刀打ちできません。早めに受験マトリックスで自分の現状を把握し、対策を進める必要があります。

筆者が教員をしていたときに関わった受験生たちのことを思い返しても、早いうちに英語の基礎を固めた生徒は、その後は集中して対策しなくとも実践問題をやっていくだけでぐんぐん実力を伸ばしていった生徒が多かったです。確かに覚えることは多いですが、早めに一通り知識を吸収すれば、あとは実践を重ねることで安定しやすい科目だと当時から感じていました。

受験マトリックスを使った学習に慣れることも兼ね、まずは英語から取り組んでみることをおすすめします。

その3:スタディサプリでピンポイント対策

単元ごとに細かく復習をしていくのに最適なツールとして挙げられているのが「スタディサプリ」です。スタディサプリを活用すれば、受験マトリックスで明らかになった自分の現状に応じ、必要な単元をピンポイントで効率よく学んでいくことができます。また、スタディサプリの講義はどの科目・単元においても、必要な知識を効率よく授けてくれるため、無駄なく・テンポよく講義が受けることが可能です。

つまり、現状を細かく可視化する受験マトリックスにも対応でき、相性ピッタリですので受験マトリックスを使う際には、スタディサプリとの併用をおすすめします。

元国語科教員の感想

「現状を正しく把握できていないこと」は受験において落とし穴になります。自分に合った対策ができないと、自分の頑張りが空回りしてしまうことになったり、うまく成績に繋がらずモチベーションを保てなくなったりする恐れがあるのです。また、主観と客観のバランスがとれていないと、本当の自分の力を見誤ってしまうことにもなりかねません。

筆者自身もそうでしたが、やはり自分の現状は模試の結果でこそわかると思ってしまいがちです。また、偏差値や判定に一喜一憂して体力を使っていたようにも思います。しかし、大切なのはそこから最大限、自分の現状を分析して次に繋げていくこと。受験マトリックスがあればその作業がはかどり、精度も大きく上げることができるでしょう。

何度も言ってしまっていますが、筆者も受験生時代に「受験マトリックス」に出会いたかった…と強く感じてしまいました。

「受験マトリックス」で実力を可視化しよう

今回の記事では「ドラゴン桜式・受験マトリックス」について解説しました。受験勉強は長期的な取り組みであるため、「今の自分がどういう状況か」把握することが非常に重要です。それがうまくいけばいくほど、勉強効率をアップさせていくことができます。「受験マトリックス」は、そんな受験勉強の心強い味方となってくれるでしょう。

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