国語言葉の意味

「傍迷惑」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

この記事では「傍迷惑(はためいわく)」について解説する。

端的に言えば傍迷惑の意味は「周りにとっての迷惑」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で国語指導歴の長い教育系ライターのみゆなを呼んです。一緒に「傍迷惑」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「傍迷惑」の意味や語源・使い方まとめ

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傍迷惑」は「はためいわく」と読みます。「はた迷惑」と書くこともあり、日常生活でも聞く言葉ですよね。「迷惑」という意味だということは想像できますが、「傍」とは何でしょうか?「傍」がつくことによって、単に「迷惑」と言う場合とはニュアンスが変わるのでしょうか?

今回は「傍迷惑」を深く考えてみます。例文で実際の使われ方も見て意味を正しく理解し、「傍迷惑」を使いこなせるようになりましょう。

「傍迷惑」の意味は?

「傍迷惑」には、次のような意味があります。

まわりの人が迷惑すること。また、そのさま。近所迷惑。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「傍迷惑」

「傍迷惑」とは周りやそばにいる人が被る迷惑のことを指します。迷惑なことをしている本人には悪気がなく、自分が元凶だという意識はありません。「迷惑」とほぼ同じ意味ですが、「迷惑」がわずらわしさや面倒なことを漠然と指すのに対し、「傍迷惑」は「傍」という漢字が付くことによって煩わしい行為をしている本人と周囲との区別を明確にし、周りの人の不快感が強調されています。

「傍迷惑」の語源は?

次に「傍迷惑」の語源を確認しておきましょう。

「傍迷惑」の「」は「おか、そば、はた」など多くの読み方があります。意味は「当事者のわき、近く、そば、かたわら」です。この「傍」の字が「迷惑」についたのが「傍迷惑」ですね。「迷惑」なことが起きている中心と周囲に隔たりをつくり、迷惑をこうむっているのは「周りである」という意味を表しています。

\次のページで「「傍迷惑」の使い方・例文」を解説!/

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