太陽高度の変化
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太陽高度というのは、地球の観測点から見た時の太陽の高さのことです。日の出と日の入りの際、太陽高度は低くなります。一方で、正午前後に太陽が南中する際には、太陽高度は最大値をとりますよ。
太陽が昇ったり、沈んだりするのは、地球が自転しているからです。地球が自転することで、地球上の観測点には、太陽の光が強く当たる時間帯とそうではない時間があらわれるのですね。また、太陽の光がほとんど当たらない時間帯もあり、それが夜となります。
季節の変化
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春夏秋冬と季節が変化する理由は、地球の公転と自転軸の傾きによって説明することができます。地球の自転軸が傾いているため、公転によって太陽との位置関係が変化すると、観測点に当たる光エネルギーの量も変化しますよ。
日本列島がある北半球の場合、冬場に観測点に当たるエネルギーが最小となり、夏場にそれが最大になります。そして、エネルギーの大小に比例して、気温も変化するのです。以上が季節の変化が存在する理由となります。
公転と自転について学ぶ意義
この記事では、公転と自転の基礎知識やそれらのメカニズムについて詳しく述べました。そして、自転と公転と深い関係がある現象である太陽高度と変化と季節の変化についても説明しましたよね。これらは、私たちにとって身近な天体現象でもあります。
このようなことから、公転と自転について理解を深めることは決して無駄になることはないと言えるでしょう。ぜひこの機会に、自転と公転について学んでみてくださいね。