その2「聡明」
「聡明」(そうめい)とは「すばやく物事を正しく理解したり判断したりすることができること」という意味になります。「聡」とは、「耳がよいこと」で「明」は、「目がよいこと」です。ほめ言葉として使われ、「あの女性はとても聡明な弁護士だ」などと言います。
その3「博識」
「博識」(はくしき)とは、「たくさんの知識を持つこと」の意味です。「あの人は博識がある文学者だ」などと使います。「博」は、「大きく広がっていること」の意味で、「識」は「その人の持っている知識」の意味です。「博学」と書いた場合が学問における広い知識を持つということあるのに対して、「博識」と書いた場合は学問だけではなくいろんな分野の知識を合わせ持つというニュアンスになります。
「頭が切れる」の対義語は?
「頭が切れる」の対義語は何でしょうか。
その1「頭が悪い」
「頭が悪い」とは、知的能力が劣っている様子のことですが、いろんな意味があります。「人の話がなかなか理解できない」「周りの空気を読むことができない」「周りを疲労させる」「記憶力が悪い」「自分勝手」などです。主観的に頭が悪いとみられており、必ずしも勉強ができないということがその理由ではありません。「あいつの勉強方法は頭が悪いやり方をしている」などと使われます。
その2「飲み込みが悪い」
「飲み込みが悪い」とは、「物事を習得したり理解したりする能力が乏しい」という意味です。ここでの「飲み込み」とは「物事を理解すること」の意味で使われています。反意語は「飲みこみがよい」です。よく勉強や習い事などに関して使われる言葉ですね。「あいつは飲み込みが悪くて何度教えても同じ間違いをする」などと言います。
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