「頭が切れる」の使い方・例文
「頭が切れる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.あの人は頭が切れるのでプロジェクトのマネージャの人材には向いている。
2.彼女は頭が切れるから今回の司法試験に合できるだろう。
3.彼は頭が切れるので、いつも作業が正確で速い。
「頭が切れる」は、例文のように「頭の回転が速い」人に対してほめる意味で使われます。自分から「私は頭が切れる」などと言うものではなく、あくまでも他人が判断するものです。「頭が切れる」という人は、職場などではさまざまな困難に直面した時に頼りになるありがたい存在ですね。
その1「頭脳明晰」
「頭脳明晰」(ずのうめいせき)の「明」も「晰」も「はっきりと区別がつく」という意味です。「判断力や思考能力がすぐれてはっきりとしている様子」という意味になります。例えば「ソクラテスは頭脳明晰な哲学者だった」などと言ったように使われるのです。持っている知識をかき集めたうえでの判断だけではなく、さらに周囲の状況などを含めた多角的な判断ができる人というニュアンスがあります。
\次のページで「その2「聡明」」を解説!/