国語言葉の意味

「炯眼」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターが解説!

1.彼は、相手の過去も未来も一切を見抜くような炯眼の持ち主である。
2.先人たちの炯眼には感服する。
3.仕事においても恋愛においても、炯眼をもって相手の本心を見抜く力は重要となる。

例文1は「鋭く光る目」の意味で「炯眼」を使っています。他にも「人を寄せ付けない炯眼」「容疑者に炯眼を向ける」などと用いることができますよ。

例文2と3は「物事をはっきりと見抜く力」の意味で「炯眼」を使った例です。物事の本質や真偽を的確に見抜く洞察力、その眼力が備わっていることを表現する場合に使われます。「炯眼で嘘を見抜く」「その炯眼には脱帽だ」「炯眼をもって判断する」などと用いることができますよ。

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「炯眼」は、眼光鋭いことと、物事の本質を見抜く力のことを意味するのだな。火偏に同じと書く「炯」という漢字の「光り輝くさま」からイメージすると、鋭く光る目も、その鋭い目で物事の本質を見抜く力も理解しやすくなるだろう。

「炯眼」の類義語は?違いは?

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「炯眼」の類義語を見ていきましょう。

その1「慧眼」

「慧眼(けいがん)」は「物事の本質や裏面を見抜く、すぐれた眼力」を意味する言葉です。「炯眼」と読み方も同じ、意味も共通しています。しかし「炯眼」には「鋭く光る目」の意味がありますが、「慧眼」には目つきそのものの鋭さや光についての意味はありません。そこに大きな違いがあるのです。「慧眼の士」などと用いますよ。

その2「聡明」

「聡明(そうめい)」は、「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えることを表すことから「物事の理解が早く賢いこと」を意味する言葉です。頭がさえ、理解力があって、しかも人格にもすぐれ、かしこいことを表します。「炯眼」のような鋭さはありませんが、よく似た意味を持つ言葉です。「聡明な少年」などと用います。

その3「眼識」

「眼識(がんしき)」は「物事のよしあしや真偽などを見分ける能力」を意味する言葉です。鑑定眼、めききなどと言うとイメージしやすいでしょうか。この言葉も「炯眼」と似た意味を持っていますね。「眼識のある人」などと用います。

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haruko417