ドラゴン桜式勉強法特集

【漫画でわかる】受験生の夏休みの過ごし方に学ぶ「独学・自習の計画方法」!タイプ別診断あなたはどっち?

保全型の学習法5箇条はこれだ

「保全型」の学習法5箇条は「勉強する環境は固定する」・「1日ごとにノルマを決める」・「仲間に進捗状況を報告する」・「今持っている問題集を徹底的にする」・「最初からハイレベルな問題には手を出さない」です。では、筆者の考察も交えながら1つずつ解説しましょう。

その1 勉強する場所は固定しよう

「保全型」が勉強する環境には「安心」が必要です。筆者の学習場所はリビング。筆者にとっては「リビング」=「落ちついて集中できる環境」です。受験生の時も社会人になってもからもずっとリビングで勉強していますよ。

一度、仕事の帰りにカフェで勉強をしたこともありました。しかし、なんだかそわそわ。落ち着いて勉強できず1時間も経たないうちに帰宅した苦い経験があります。

このように、「保全型」のあなたは一番落ち着いて学習できる場所で勉強に励みましょう。一番馴染みのある環境での学習ははかどりますよ。

その2 1日ごとにノルマを決めよう

保全型の学習法2つ目は「1日ごとにノルマを決めよう」です。「保全型」のあなたは毎日何を学習するのか1日単位で学習計画を立てましょう。

保全型は「毎日のノルマ」を達成し勉強を1歩1歩進めていくことがとても得意です。コツコツと積み上げていくことで自信をつけていきます。

筆者は資格試験の勉強をする時は必ず1日単位で勉強する内容を設定。毎日の学習目標を達成することにやりがいを感じています。逆に、1日の予定がなく自由を与えられてしまうと困惑「何をしたら良いのか」や「周りは何をしているのだろう」と筆者は不安になってしまうことがあります。

「不安や心配」を取り除くためにも毎日どんなことを勉強するのかを決めて学習に取り組んでみましょう。

その3 仲間に進捗状況を報告しよう

保全型の学習法3つ目は「仲間に進捗状況を報告しよう」です。「保全型」には「不安を取り除き、安心して学習を進めること」がとても重要。筆者は天野君のように自分だけ遅れをとっていないかと不安に感じた経験が数多くあります。

不安や心配を取り除く方法はずばり「コミュニケーション」。学生であれば友人、社会人であれば同期や先輩などと積極的にコミュニケーションを取りましょう。漫画の中で天野君はみんチャレを活用しています。とても良い方法ですね。

筆者は資格の勉強会で同期に進捗状況を聞いたり、分からない問題を教え合ったりしていました。コミュニケーションは心の安定につながります。ぜひ、取り入れてみて下さいね。

その4 今持っている問題集を徹底的に解く

保全型の学習法4つ目は「今持っている問題集を徹底的に解く」です。今持っている基礎レベルの問題集を何回も繰り返し解くことで自信や実力を身につけましょう。

筆者は資格の勉強をする際、最低3回は基礎問題集を解くようにしています。もう大丈夫だという安心と自信をつけることができますよ。また、あれだけ勉強してきたから大丈夫だと心の安定にもつながり試験で実力を発揮できた経験がありますよ。

保全型にとって「安心」がキーワード。まずは、基礎問題集に取り組み力を養いましょう。

その5 最初からハイレベルな問題には手を出さない

保全型の学習法5つ目は「最初からハイレベルな問題には手を出さない」です。保全型は急にハイレベルな問題を解きまったくできなかった際に、自信とやる気、モチベーションのすべてを失ってしまう危険があるでしょう。

筆者も難しい問題に手を出してしまい「今から勉強してももうだめかもしれない」と自信喪失してしまった経験があります。これは保全型が陥りやすい失敗の1つ。

「保全型」が難しい問題を解くのは学習方法4つ目の「今持っている問題集を徹底的に解く」ことを十分に終えてからです。コツコツと基礎力を養い、徐々にレベルアップしていきましょう。

現役塾講師の筆者の感想

筆者は何度も計画倒れを経験してきました。性格に即していない計画を立てていたことが原因ということをドラゴン桜から学ぶことができました。今から何かしらの学習に取り組もうとしているのであれば、まず己の性格を知りましょう。そして、適切な学習計画を立て下さいね。

性格に適した計画に沿って勉強しよう

受験生の夏休みの過ごし方に学ぶ「独学・自習の計画方法」ことについて理解は深まったでしょうか。今回紹介した勉強方法は受験生だけでなく、社会人で資格の勉強励んでいる人や趣味で色々なことを学んでいる人など学習に取り組んでいるすべての人が活用できる学習方法ですね。あなたの性格を知り、あなたにぴったりの学習計画で勉強を進めて下さいね。

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