国語言葉の意味

【慣用句】「気に障る」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

この記事では「気に障る」について解説する。

端的に言えば気に障るの意味は「嫌な気持ちにさせる」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んです。一緒に「気に障る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。最近、何故か夫の言動が気に障ってしまうという彼女が慣用句「気に障る」について解説する。

「気に障る」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「気に障る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「気に障る」の意味は?

「気に障る」には、次のような意味があります。

1.いやな気持ちを起こさせる。感情を害する。

 

出典:デジタル大辞泉(小学館)「気に障る」

「気に障る」とは「嫌な気持ちにさせること」

私の友達の実家は農業を営んでいます。農繁期の週末、キャベツを出荷するため、旦那さんも一緒に実家へお手伝いに行ったそうです。しかし、旦那さんは畑仕事などしたことがなく、ある時キャベツを詰めた段ボール一箱を落としてしまいました。その時、旦那さんは「弁償します。いくらですか?」と言ったそうです。実家のご両親が「そんなの、いいですよ」と言ってくれても「いや、払います。いくらですか?」と言い続けたとか。

この時、私の友人は「辛かった」と言いました。「お金を払えばそれでいいだろう。文句を言うな」…旦那さんがそう思っているように感じたそうです。実家のご両親も同じように感じていたようで「いいですよ」と言う言い方もぶっきらぼうになっていったとか。彼女の旦那さんの口からは一番大切な一言「すみません」が最後まで出なかったそうです。これでは実家のご両親も気に障ったことでしょう。

相手の気持ちを考えず自分の言いたい事を言い続けた結果、周りを嫌な気分にさせてしまった訳です。

「気に障る」の語源は?

次に「気に障る」の語源を確認しておきましょう。

「気に障る」の「気」は「気持ち」「障る」は「妨げる」「害になる」という意味。この二つの漢字の意味から、「気に障る」は「気持ちにとって害になる」という意味になり、「嫌な気持ちになる」という意味合いになりました。

ところで「気障」と書いて「キザ」と読みます。関西言葉でいうところの「ええ格好しぃ」ですね。「ええ格好しぃ」とは他人に良いところをみせようとする人のこと。「気障」と意味合いが似た言葉に「スマート」がありますが、この二つの言葉の違いは何でしょう。「スマート」という言葉には洗練されている感覚が伴いますが「気障」にはそれがありません。「気障」はただの「ええ格好しぃ」というだけです。だから「気に障る」のですね。

\次のページで「「気に障る」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: