国語言葉の意味

「はやる気持ち」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「はやる気持ち」について解説する。

端的に言えばはやる気持ちの意味は「待ちきれなくなっている気持ち」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

さまざまな分野の本に触れ、知識を培ってきた「つゆと」を呼んです。一緒に「はやる気持ち」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/つゆと

子供の頃からの筋金入り読書好きライター。むずかしい言葉や複雑な描写に出会っても、ねばり強く読みこんで理解することをポリシーとする。言葉の意味も、妥協なくていねいに解説していく。

「はやる気持ち」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「はやる気持ち」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「はやる気持ち」の意味は?

「はやる気持ち」には、次のような意味があります。

早くやろうとして待ちきれなくなっている心持ち。焦る気持ち。

出典:実用日本語表現辞典「はやる気持ち」

「はやる気持ち」とは、こうしたいという衝動が高まって、待ちきれなくなっている気持ちのことです。例えば、たまにしか会えない恋人に会いに行くときの、早く会いたくて高揚する気持ち。まさに代表的な「はやる気持ち」といえるでしょう。

漢字で書くと「逸る気持ち」または「早る気持ち」。「逸る」と書いて「はやる」と読むのは常用漢字表にない読み方のため、「はやる」とひらがなで書くことが多いです。ちなみに「流行る気持ち」と書くのは間違いですよ。気をつけてくださいね。

「はやる気持ち」の語源は?

次に「はやる気持ち」の語源を確認しておきましょう。「はやる」は上で述べたとおり「逸る」または「早る」と書きます。

「逸る」は「心がせかされる、焦る」という意味です。「逸」は「100年に一人の逸材」のように「イツ」と読むのが一般的ですが、たくさんの表外読みがあります。「はやる」のほかに、「はし ‐ る」「すぐ ‐ れる」「うしな ‐ う」「そ ‐ れる」「はぐ ‐ れる」などです。

その中の「はやる」「はしる」「すぐれる」は、「逸」の字がもつ「足が抜きんでて速い」という意味に通じる表現といえます。心がせかされて足を速める様子を「はやる」というようになったのでしょう。

「早る」の字からは、待ちきれなくて、少しでも早くと前のめりになっている様子が伝わります。「早」の字は、普通は「早い」「早まる」のように使いますね。「早る」と使うのは特別な用法といえるでしょう。

\次のページで「「はやる気持ち」の使い方・例文」を解説!/

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