
端的に言えば明け暮れるの意味は「専念する」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んです。一緒に「明け暮れる」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「明け暮れる」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説。
「明け暮れる」の意味や語源・使い方まとめ

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何かに「明け暮れた」ことはありますか?小学生なら流行の遊びやスポーツのジュニアチーム、中学生なら部活などでしょうか。実は私は勉強が好きで漢字や英語の単語などを夢中でやっている時期がありました。辞書を引くことにもハマっていましたよ。長く続けば違った人生もあったかもしれませんが、残念ながら一時的なブームだったようです。今回は「明け暮れる」についてしっかりと解説をしていきます。
それでは早速「明け暮れる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「明け暮れる」の意味は?
「明け暮れる」には、次のような意味があります。
1.夜明けと夕暮れ。朝と晩。
2.あることに絶えず専念すること。
3.明けても暮れても。いつも。しょっちゅう。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「明け暮れる」
「明け暮れる」とは「あけくれる」と読み、2つの意味があります。一つ目は「朝と晩」の意。夜が明け日が暮れるの意味ですね。もう一つは何かに専念することの意。こちらの方が主流で使われていますね。専念することは行動・思考と幅広く使えます。「明けても暮れても〇〇さんのことを考えている」のように「明け暮れる」は「明けても暮れても」とも表現しますよ。
夜明けから日暮れまで、「ほぼ一日中」のことを「明け暮れる」という言葉で表現しています。
「明け暮れる」の使い方・例文
「明け暮れる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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