国語言葉の意味

【慣用句】「目が高い」の意味や使い方は?例文や類語をプロダクション編集者がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「目が高い」について解説する。
端的に言えば「目が高い」の意味は「鑑識眼が優れている、目が利く」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「目が高い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/flicker

仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。

「目が高い」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 68579050

それでは早速「目が高い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「目が高い」の意味は?

「目が高い」には、次のような意味があります。

鑑識力がすぐれている。目がきく。

出典:コトバンク

「目が高い」は慣用句で見識が高い、ものの本質を見抜く目があるという意味の俗語的な表現です。この場合の「高い」は抽象的なものの程度が大きい様子を表しますよ。また「高い」自体はプラスマイナスの評価に関しては中立で、前にくる言葉あるいは対象のイメージによって語句としてのイメージが決まってきます。

「目が高い」の語源は?

次に「目が高い」の語源を確認しておきましょう。語源は分かっていませんが、「目が高い」はたいてい客が高価な品物を選んだ時、商人が追従の言葉として用いる場合が多いです。また「高い」が空間的な高低を問題にする場合、基準面より空間的に離れた位置に存在し、しかもその位置が目に見えることが必要。上方に昇った結果、目に見える位置になければ「高い」はふつう用いられません。

\次のページで「「目が高い」の使い方・例文」を解説!/

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