
端的に言えば「何彼につけ」の意味は「いろいろなことにつけ、何やかやの度に」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「何彼につけ」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「何彼につけ」の意味は?
「何彼につけ」には、次のような意味があります。
様々の機会に同じ行為をし、あるいは同じ状態となるさまをいう。あれこれの機会に。いろいろの事に関して。なにかに。
出典:コトバンク
「何彼につけ」はさまざまの物事を表し、述語にかかる修飾語として用いられます。また、さまざまの物事を一つ一つ取り立てて問題にするではなく、全体をまとめて一般的な傾向として漠然と表すニュアンスですよ。
「何彼につけ」の語源は?
次に「何彼につけ」の語源を確認しておきましょう。「何彼につけ」は代名詞「何」に代名詞「彼」と助詞「に」接尾語「つけ」がついて一語化したものです。「何彼につけ」は「何かにつけて」とも言いますよ。
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